【睡眠のプロ厳選】腰痛におすすめのマットレスランキング18選｜2024年最新

2024年8月20日2024年9月13日

朝起きて腰が痛いと一日のモチベーションが一気に下がりますよね。腰の痛みがなくスッキリ起きられたらどれだけ嬉しいことか、と考える方も多いと思います。

実は腰痛の多くはマットレスが原因になっていることがあります。マットレスは1日の3分の1を過ごす場所ですから、腰に影響がないわけありません。

この記事では腰痛になるマットレスの特徴や、正しい選び方などを解説。後半では、睡眠のプロが厳選した腰痛におすすめのマットレスをタイプ別に紹介しています。

うちライフ

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腰痛になるマットレスの特徴

まずは今お使いのマットレスが腰痛の原因になっていないかをチェックしてみてください。

腰が辛いのはマットレスの寝心地が体に合っていないことや、マットレスの状態が原因の一つに考えられます。どんな寝心地のもの、または状態が腰痛になりやすいのでしょう。

腰痛になるマットレスの特徴は以下のようなものがあります。

腰痛になるマットレスの特徴

硬すぎたり柔らかすぎるマットレス
反発弾性率(反発力)の低いマットレス
腰部分が3cm以上ヘたっているマットレス

硬すぎたり柔らかすぎるマットレス

硬すぎたり柔らかすぎるマットレスが原因で腰痛になるのは、体圧がうまく分散できていないことや寝姿勢が崩れることが理由です。硬すぎるマットレスで寝ると、背中にすきまが生じ腰が浮いた感覚になりやすいです。そのため体圧分散がうまくできずに一晩中腰や肩に負担がかかってしまい、寝起きで腰痛を感じやすくなります。

また、柔らかすぎるマットレスは腰が大きく沈み寝姿勢が崩れてしまいます。背骨のS字カーブが大きくゆがんでしまうため腰痛の原因になりやすいです。

私たちの姿勢は、後頭部から首・胸にかけてと胸から腰にかけて、背骨が2つのS字カーブを描くようになっています。自然な立ち姿勢のときの腰部S字カーブのすき間は4～6cmですが、寝た姿勢でいちばん体への負担が少ないのは、すき間が2～3cmのときです。

マットレスや敷き布団が柔らかすぎる場合には、腰部と胸部が深く沈みこんでS字カーブのすき間が大きくなり、眠りにくいだけでなく腰痛の原因にもなります。反対に硬すぎると骨があたり痛みを生じる、血流が妨げられるなど、熟睡できなくなります。したがってマットレスや敷き布団には適度な硬さが必要であることがいえます。2つのS字カーブをバランス良く支えられる、自分にとって楽で快適な寝相を保ちやすいものがよいといえます。
引用：e-ヘルスネット

反発力の低いマットレス

反発力の低いマットレスは腰への負担に関わる寝返りがしにくいデメリットがあります。

寝返りの役割は「熱を放出して蒸れにくくすること」と「身体にかかる負担を軽減すること」です。腰痛は後者の役割と関係があります。

寝返りできずに一晩中同じ体勢で寝ると、ずっと腰部に強い体圧がかかり続けます。体圧分布でいうと、あお向けでも横向きでも腰部分の負担が全体の4割以上を被っているからです。つまり、寝返りしにくいことは腰への負担が大きくなることと同義という理屈になります。

また寝返り自体をおこなうときも睡眠中の無意識下で腰に力を加えてます。寝返りしにくいマットレスはより大きな力を必要とするため、腰への負担も大きくなってしまうでしょう。これは、反発力の高いマットレスを使うことで、腰への負担軽減が可能になります。

腰部分が3cm以上ヘたっているマットレス

マットレスには寿命があり、3cmほどへこむと寝心地が悪くなり、いわゆる「へたっている」という状態になります。へたりは、はじめ寝心地が良くても数年使用すると寝心地が悪くなる理由のひとつです。

そして、へたっているマットレスをそのまま使い続けることで腰痛を患ってしまう可能性があります。寝心地に違和感を感じている場合はマットレスを早めに新調するべきです。

腰痛マットレスの選び方

整体院に通って腰痛を和らげても、使用している寝具が腰痛対策として適していない場合、何度も何度も腰痛を繰り返してしまいがちです。

ここでは腰痛を緩和するためのマットレスの選び方を紹介します。

腰痛マットレスの選び方

体重や体型に適した硬さと反発力のものを選ぶ
主体となる寝姿勢に合わせて選ぶ
使用予定年数に合わせて適切な品質を選ぶ
設計や構造で選ぶ
万が一合わなくても返品保証が付いていれば安心

体重や体型に適した硬さのものを選ぶ

マットレスを選ぶときは体重や体型に対して適切な硬さのものを選ばなければ、いくら寝心地が良くても腰痛の原因となってしまいます。好みではなく適切な硬さを選ぶことはマットレス選びにおける重要な考え方です。

以下の素材別のポイントを参考に選んでみましょう。

素材別のポイントまとめ

ウレタン=ニュートン(N)を目安に選ぶ
コイル=硬めがボンネル、柔らかめがポケット
ファイバー=素材の特性上、全体的に硬め

ウレタンマットレスはニュートン(N)が目安

ウレタンマットレスの硬さを見分ける方法は、ニュートン(N)の数値を見ることです。ウレタンフォームの硬さは消費者庁の「家庭用品品質表示法」によって表示義務が課されているため、どの商品にも表記されます。

ニュートン(N)	硬さ
110N	かため
75N～110N	ふつう
75N未満	柔らかめ

参考：消費者庁

消費者庁ホームページには上記のように示されています。しかし実際のところは110Nだと柔らかく感じます。

そのため一般的には、120N以下が柔らかめ、120N～180Nがふつう、180N以上が硬めというのが目安でしょう。

ただし、メーカーが扱うウレタンによって表記と実際の硬さには誤差があります。これは使用している原材料の質によるものです。あくまでも目安として覚えておいてください。

コイルマットレスは硬めがボンネル、柔らかめがポケット

コイルマットレスは大きく「ボンネルコイル」「ポケットコイル」の２種類があります。

ボンネルコイルマットレスの土台はコイル同士がひとつの鋼で作られており連結しているため、「面」で体を支えるので比較的硬めに感じやすいです。一方、ポケットコイルマットレスの土台は、独立したコイルひとつひとつが不織布などで包まれて敷き詰められており、「点」で体を支えるため比較的柔らかめに感じやすいです。

しかし、ポケットコイルマットレスではコイルの仕様によって大きく寝心地が異なります。以下の表にあるコイル仕様の概要も参考にしてみてください。

スクロールできます

コイル仕様	概要と目安
コイルの数	ポケットコイルは多いほど硬め、少ないほど柔らかめになる。一般的には300個前後、人気マットレスの多くは400個ほど、日本ベッドやNELLマットレスは1,000個以上使用。
コイルの線径	太ければ太いほど硬い寝心地になる。1.7mm以下が柔らかめ、1.9mm前後が普通、2.1mm以上が硬め。
コイル配列	並行配列と交互配列の2種類がある。並行配列はすきまができるため柔らかめ、交互配列は密度が高くなるので硬め。
コイルの巻き数	巻き数が多いほど柔らかめ、少ないほど硬めの寝心地になる。
コイル高	高いほど柔らかめ、低いほど硬めの寝心地になる。

比較的柔らかめであるポケットコイルマットレスでも、硬めの特徴を持つコイル仕様となっているなら腰痛対策に向く寝心地を持っているといえます。

ファイバーマットレスは素材の特性上、全体的に硬め

ファイバーマットレスの土台となるファイバー素材はポリエチレン樹脂を特殊な製法で糸状にし、絡めるようにまとめて作られています。

素材の特性上、柔らかい寝心地になることはあまりなく、身体をしっかり支えてくれるような硬めの寝心地が多いのが特徴です。また、弾力も非常に高いため、寝返りが重要な腰痛持ちの方にもおすすめできるマットレスタイプです。

主体となる寝姿勢に合わせて選ぶ

あお向けや横向きなど、人によって好みの寝心地がありますよね。あお向けが多い方は腰が落ち込まないような硬めの寝心地、横向きが多い方は凹凸の大きい腰や肩への圧迫感を感じにくい柔らかめの寝心地が適しています。

また、うつ伏せは腰が反りやすく腰痛持ちの方には苦しい体勢であることも多いです。うつ伏せ寝が好きでも腰に痛みがある場合は、あお向け主体になるように矯正していくべきです。

使用予定年数に合わせて適切な品質を選ぶ

腰痛対策用に購入するマットレスの使用年数はどれくらいの予定でしょうか。使用するにつれて寝心地も大きく変わるため、使用予定年数に合わせた適切な品質を選ぶ必要があります。

ウレタンマットレスなら「密度(D)」という数値が目安です。1～3年前後の使用なら25D以下、3～5年の使用なら35D前後、8年程度の使用予定なら40～50Dと表記されている商品を選びましょう。

また、コイルマットレスは鋼素材が使われるため比較的寿命が長いです。最低3年程度から10年以上使用できるものまであります。

ファイバーマットレスは比較的寿命短めです。品質が良いものでも長くて5～8年程度が目安でしょう。

設計や構造で選ぶ

マットレスはメーカーによってさまざまな設計や構造で作られてます。

設計は多種多様ありますが、腰痛におすすめなのは「センターハード」です。これはおおまかに、脚と腰と頭部分の3つのゾーンに分けられ、腰部分が他と比べて硬めにつくられます。別名「ゾーニング設計」といい、メーカーによっては5ゾーン、7ゾーンなどゾーニングを増やしてより体圧を分散させる工夫が施されている場合もあります。

構造については異なる素材や寝心地の層を重ねてつくられている多層構造と、ウレタンフォームなど1層だけでつくられる単層構造のものがあります。
寝心地の良いマットレスのほとんどは多層構造でつくりだされているため「腰痛対策ができてなおかつ寝心地がいいもの」を求めるなら多層構造となっているマットレスがおすすめです。

迷ったら「センターハード構造で3層以上の多層構造」のものを選んでみてください。

万が一合わなくても返品保証が付いていれば安心！

腰痛が辛いとマットレス選びは慎重になると思います。早く痛みから解放されたいのに「本当にこのマットレスで大丈夫なのか」と不安になりますよね。しかも購入して腰痛が緩和せずに失敗となったらそのマットレスは使い物にならずにコストも手間も無駄になってしまいます。

そこでおすすめしたいのが、返品保証サービス付きのマットレスです。

返品保証サービスは、長期間自宅で通常通り使用したあとでも返品できる保証サービス。実店舗で寝心地を試せないような、ネットで販売されるマットレスが対象となることがほとんどです。返品保証サービスの細かな概要はメーカーによって異なりますが、だいたい30日～120日間の保証期間が一般的となってます。

なお、エアウィーヴや昭和西川のムアツなど実店舗で購入すると返品保証は付きません。返品保証サービスを利用したい場合は公式ネット販売ショップで購入する必要があるので注意しましょう。

当ページのランキングでも保証期間の有無を記載しているのであわせてチェックしてみてください。

腰痛におすすめのマットレスランキング18選

腰痛におすすめのマットレスをランキング形式で紹介しています。なお、ランキングは売れ筋などを考慮してうちライフ編集部が独自に順位付けしました。

当ページで紹介している商品の全貌を見たい方は先に以下の表で確認してみてください。

スクロールできます

商品	公式リンク	概要	サイズ	お試し保証	製品保証
エマスリープハイブリッドV	詳細	価格：133,000円タイプ：ポケットコイル厚さ：25cm	S/SD/D/Q/K	〇 100日間	〇 10年間
エムリリ― ハイブリッド	詳細	価格：88,980円タイプ：ポケットコイル厚さ：24cm	S/SD/D	✕	〇 10年間
Newコアラマットレス	詳細	価格：89,900円タイプ：ウレタン厚さ：23cm	S/SD/D/Q/K	〇 120日間	〇 10年間
ソムレスタ	詳細	価格：49,800円タイプ：ウレタン厚さ：10cm	S/SD/WD/D	✕	〇 3年間
雲のやすらぎ三つ折り	詳細	価格：41,800円タイプ：ウレタン厚さ：約13cm	S/SD/D	〇 100日間	✕
NERUSIA	詳細	価格：42,800円タイプ：ウレタン厚さ：11cm	S/SD/D	〇 90日間	✕
エコラテエリート	詳細	価格：23,991円タイプ：ウレタン厚さ：14cm	S/SD/D/Q	〇	〇 3年間
GOKUMIN プレミアム	詳細	価格：17,998円タイプ：ポケットコイル厚さ：20cm	S/SD/D/Q	✕	〇 8年間
neruco バリューポケット	詳細	価格：12,990円タイプ：ポケットコイル厚さ：20cm	S/SD/D/Q/K	✕	〇 5年間
グングネル	詳細	価格：35,200円タイプ：ウレタン厚さ：10cm	S/SD/D	〇 90日間	〇 1年間
モットン	詳細	価格：39,800円タイプ：ウレタン厚さ：10cm	S/SD/D	〇 90日間	✕
メディテム	詳細	価格：40,000円タイプ：ウレタン厚さ：14cm	S/SD/D	〇 90日間	✕
エアウィーブS02	詳細	価格：148,500円タイプ：ファイバー厚さ：21cm	S/SD/D/Q	〇	〇 3年間
西川エアー01	詳細	価格：49,500円タイプ：ウレタン厚さ：8cm	S/SD/D	✕	〇 3年間
オクラホマ	詳細	価格：70,180円タイプ：ウレタン厚さ：23cm	S/SD/D/Q	✕	〇
N-CUBE	詳細	価格：29,900円タイプ：ウレタン厚さ：10cm	S/SD/D	✕	〇 1年間
Nスリープ H3-CC	詳細	価格：66,990円タイプ：ポケットコイル厚さ：29cm	S/SD/D/Q	✕	〇 30年間
腰を支えるマットレス	詳細	価格：6,600円タイプ：ウレタン厚さ：8cm	S/SD/D	✕	〇 1年間