・エマスリープのマットレスはすぐへたるの?
・寿命を縮める使い方を事前に知っておきたい
・正しいお手入れ方法ってどういうの?
「エマスリープって実際どれくらい持つの?」「使い方を間違えるとすぐへたるって本当?」といった不安を感じる方は多いはず。
本記事では、エマスリープの寿命の根拠を解説したうえで、寿命を縮めるNGな使い方と、長持ちさせるための具体的なコツ・お手入れ方法をたっぷり紹介します。
保証制度の条件・よくある疑問も網羅しているので、購入前後の読者にも役立つ一冊です。

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さっそく、「寿命は10年」という主張の背景から見ていきましょう。
エマスリープの寿命は本当に10年?その根拠と限界
エマスリープの公式情報では、マットレスの寿命は約10年とされています。
しかし、実際に10年使えるかどうかは使い方や環境によって大きく変わるため、「10年保証」が付いているからといって無条件で10年持つわけではありません。
ここでは、エマスリープが“寿命10年”と称する根拠と、その限界点を整理します。
根拠①:耐久試験の結果
根拠②:10年保証を設けている点
ひとつは耐久試験の結果、ふたつめは10年保証を設けている点です。
寿命の根拠①:耐久試験の結果
エマスリープは、自社ラボ(“emmaテストラボ”)で荷重試験を行っています。たとえば、約140kg(1400N)の荷重を一定サイクル(16回/分で3万回)かけて、圧縮耐性を確認するというテストを実施。
これは、寝返りなど使われる動きを模したもので、理論上この試験をクリアすれば10年分のヘタリに耐え得るという判断をしています。

静的な状態で(1400±7)N の荷重をマットレスに印加し、合計 30,000 サイクルを(16±2)サイクル/分の頻度で実施。
エマスリープ
ただし、この試験は静的・機械的な繰返し荷重であり、実際の使用環境(温度変化・湿度・体重分布など)は加味されていない点に注意が必要です。
寿命の根拠②:10年保証を設けている点
エマスリープは、製品に対して 10年保証(凹みが2.5cm以上などの条件を満たす場合、交換または返金対応) を設けています。
規定の条件とは以下のとおりです。
適切な使用にもかかわらず、製品に凹みが生じる場合。凹みは2.5cm以上、肉眼で認識できることとします。
エマスリープ利用規約ページ
10年以内に2.5cm以上の凹みが肉眼で確認できたら、該当箇所の写真とともにカスタマーサポートへ連絡すると新品との交換・返金のどちらかの対応がおこなわるとのことですね。また、適切な使用とは、以下のような使い方です。
返金または交換は、製品の適切な使用、および当社のアドバイスに従って取り扱われた場合に限ります。
エマスリープ利用規約ページ
さらに「アドバイスに従って取り扱われた場合」は具体的に以下のようなものとなります。
- 手入れを怠らない(正しいお手入れ方法はこちら)
- シーツや場合によっては防水のものを敷く(水濡れ厳禁)
- カビを生やさない(カビは保証対象外)
- 直射日光は避ける(ウレタンの黄ばみの原因)
- マットレスの上で飛び跳ねない(凹みを助長)
などなど…
保証があるということは、メーカー側も一定以上の耐久性に自信を持っているという表れですが、この保証を使うには「適切な使用方法」や「保証条件」を満たす必要があります。

今真一
上級睡眠健康指導士第782号
“10年使える”というのはあくまで耐久試験での理論値です。実際の使用環境では湿度・体重・お手入れ頻度などによって寿命は7〜10年と幅があります。『どれだけ長持ちさせられるか』は、日常の使い方次第です。
へたりを早めるNGな使い方|寿命を縮める要因とは
エマスリープのマットレスは正しく使えば約10年の耐久性が期待できますが、使い方を誤ると数年でへたってしまうケースもあります。
ここでは、寿命を縮める原因となる代表的なNG習慣を解説します。
「通気性を無視する」「同じ面だけ使う」「水濡れを放置する」などは、エマスリープの寿命を大きく縮める原因です。
逆に言えば、これらを意識して避けるだけで、本来の10年寿命に近づけることが可能です。

今真一
上級睡眠健康指導士第782号
床に直置きしているケースでは、内部に湿気がたまり、わずか2〜3年でウレタンが柔らかくなってしまうこともあります。すのこや脚付きベッドの使用は“寿命を2倍に延ばす基本”と言っても過言ではありません。
通気性が悪い場所で使う
マットレスの大敵は「湿気とカビ」。床に直置きしたり、通気性の悪い環境で使い続けると、内部のフォームが湿気を含んで劣化が早まります。
特にウレタンフォームは湿度に弱く、内部が湿気を吸収すると弾力性が失われ、へたりの原因になります。
- 床直置きではなく、すのこベッドや脚付きベッドを使って風通しを確保する
- 定期的にマットレスを立てかけて陰干しする
- 除湿シートや除湿剤を併用するとより効果的
同じ面だけを使い続ける
マットレスを裏返さず、常に同じ面・同じ位置で寝続けると、一部分だけに負荷が集中してヘタリやすくなります。
特に体重がかかる腰やお尻の部分は、ウレタンが早くつぶれやすく、へたりが目立つ原因になります。
- 1〜3か月に一度、上下・表裏をローテーションする
- 体圧を分散させるために寝る位置を少し変えるのも効果的
水濡れ・飲み物こぼし・ペットの粗相などを放置
ウレタンフォームは水分を吸収しやすく、水濡れや液体が染み込むと内部が劣化して柔らかくなる原因になります。さらに、カビや異臭のリスクも高まります。
- 飲み物を持ち込む場合はこぼさないよう注意
- ペットと一緒に使うなら防水シーツの使用が安心
- 濡れた場合はすぐに乾いたタオルで吸い取り、しっかり陰干しを行う
直射日光や高温多湿環境での保管
ウレタンは熱や紫外線にも弱い素材です。直射日光の当たる場所で長時間放置すると、内部が硬化・劣化してへたりの進行が早まります。
- 窓際など日光が強く当たる場所は避ける
- 湿度が高くなりやすい梅雨時期などは除湿機を活用する
ベッドフレームとの相性が悪い
意外と見落とされがちなのがベッドフレームとの相性。通気性の悪い板張りベッドや、サイズが合っていないフレームに乗せると、フォームが均等に支えられず一部が沈み込みやすくなります。
- 通気性のあるすのこ構造のフレームを選ぶ
- サイズがぴったり合うものを使い、たわみや歪みを防ぐ
エマスリープを持ちさせる正しい使い方・お手入れ方法
エマスリープは正しく使えば約10年の耐久性が期待できますが、日々の使い方やお手入れ次第でその寿命は大きく変わります。
ここでは、劣化やへたりを防ぎ、長く快適な寝心地を保つためのポイントを解説します。
- 定期的な陰干し:最低月に1回(湿気の多い時期は週に1回)
→湿気対策 - 布団上げ:毎朝布団は足元にあげておく
→湿気対策 - シーツの洗濯:週に1回(敷パッドを使う場合は敷パッドも週に1回)
→ダニ対策 - 掃除機をかける:シーツを外したときに掃除機をかけると良い
→ダニ対策 - ローテーションをする:半年に1回上下をひっくり返す
→へたり対策
湿気対策・ローテーション・汚れ防止といった基本を押さえるだけで、エマスリープの耐久性は大きく向上します。
「10年使えるかどうか」は商品だけでなく、あなたの使い方次第。少しの工夫で、毎晩の寝心地を長く快適に保てますよ。
通気性を確保して湿気対策をする
マットレスの寿命を縮める最大の敵は「湿気とカビ」。湿気がこもると内部のウレタンが劣化しやすくなり、弾力性が失われます。
以下のような工夫で、通気性を確保して長持ちさせましょう。
- 床に直置きしない
必ず脚付きベッドやすのこベッドなど風通しの良いフレームを使用 - 定期的に陰干し
月1回程度、マットレスを立てかけて風通しのよい場所で乾燥させる - 除湿シートを併用
湿気の多い時期は除湿シートや除湿剤を敷くと効果的
湿気を防ぐことで内部のウレタンが長く弾力を保ち、「へたりにくい状態」を維持できます。
定期的なローテーションで負荷を分散させる
同じ部分に体重が集中し続けると、その部分だけがへたってしまいます。
2〜3か月に一度は上下・表裏を回転させる「ローテーション」を行い、負荷を均等に分散させましょう。
- マットレスの上下を180度回転させる
- 表と裏を入れ替えて両面をバランスよく使用する
防水シーツやカバーで汚れ・水濡れを防ぐ
飲み物のこぼれや汗、ペットの粗相などでウレタンが濡れると、内部が劣化して柔らかくなりへたりやすくなります。
防水性のあるマットレスカバーを使えば、湿気・汚れ・カビをまとめて防止できます。
- 防水・抗菌仕様のカバーを選ぶ
- 定期的に洗濯して清潔を保つ
- カバーに染み込んだ水分はすぐに乾かす
使用環境を整える(直射日光・高温多湿を避ける)
ウレタン素材は紫外線や熱にも弱いため、設置場所や保管環境にも注意が必要です。
- 直射日光が当たる場所は避ける
- 夏場や梅雨は除湿機・エアコンを活用して湿度を50〜60%に保つ
- 使用しない期間がある場合は、風通しの良い場所で保管する
よくある質問(Q&A)|へたり・保証・交換について
まとめ|10年目安を目指すためのポイント総まとめ
エマスリープのマットレスは、正しい使い方とお手入れを意識すれば約10年の耐久性が期待できます。
ただし「10年使えるかどうか」は、製品そのものの品質だけでなく、日常の扱い方・環境管理・メンテナンス習慣に大きく左右されるという点を忘れてはいけません。
- 湿気対策と通気性の確保で劣化を防ぐ
- 2〜3か月ごとのローテーションで負荷を分散させる
- 防水カバーや除湿シートで汚れ・水分をブロック
- 高温多湿・直射日光を避け、保管環境にも注意する
こうした基本を押さえるだけで、「数年でへたる」ことを防ぎ、本来の性能を長く維持することが可能です。

今真一
上級睡眠健康指導士第782号
“マットレスの寿命=素材の性能”と思われがちですが、実際は“使い方の習慣”が大きく影響します。特に湿気と体圧の偏りはへたりの原因の9割を占めるので、毎日のちょっとした工夫が寿命を左右します。





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