玄米おはぎは、通常のもち米を使用したおはぎと比べて健康的でヘルシーなおやつとして人気を集めています。もち米を使わず、発芽させた玄米を使うこのレシピは、ダイエット中の方や健康志向の方にもおすすめです。
この記事では、発芽玄米おはぎの作り方を詳しく解説。初心者でも簡単に作れるレシピをお届けしますので、ぜひ最後までお読みください。
発芽玄米を使ったおはぎ作りの作り方・レシピ
発芽玄米おはぎを作るための必要な材料やレシピを紹介していきます。
- 発芽玄米1合:中サイズ15個くらい作れます。
- あんこ:適当
- 片栗粉:大さじ1程度
- 水:50㏄くらい
- きなこやゴマ(好みでOK)
我が家ではライカベルを使って発芽玄米を炊いています。通常、発芽玄米を玄米から作るのは半日から24時間かかるといわれます。しかし、ライカベルを使うと、浸水なしで、さらに発芽工程を含んでたったの約4時間半で炊き上がるため便利です。
通常の白米ももちろん炊けますし、とにかく発芽玄米を炊くのが簡単!小豆を使って寝かせ玄米も作れます。興味のある方はぜひチェックしてみてください。
今回使用するあんこは我が家特製のものです。市販のものでも構いませんが、せっかくですからあんこから手作りしてみてくださいね。圧力鍋を使用した甘さ控えめのあんこレシピはこちらで紹介しています。
ライカベルなどを使用し、発芽玄米を炊きましょう。水の量は普段が触感しっかりめに残るように炊いている場合は、気持ち柔らかめにした方がもちもち感がアップします。プチプチ感を残したい場合には通常どおり炊いて構いません。
片栗粉大さじ1を水50㏄に溶かして炊いた発芽玄米にまんべんなく流し入れます。すぐにしゃもじを使い混ぜ合わせ、木の棒やスプーンを使ってつぶします。私はスプーンを使ってつぶしました。
片栗粉を使うことでモチモチ感がプラスされ、発芽玄米がまとまりやすくなります。つぶす程度は食感を残したいかどうかを基準に調整してみてください。
[プレーン]発芽玄米を適量手に取り丸めてください。その際、手に水を付けると米がくっつかず丸めやすいです。
[きなこ]作業台にラップを敷いて、つぶした発芽玄米を適量置きましょう。5mm程度の厚さで丸くしてください。
なるべく薄く伸ばした方が美味しいと思います。もちろん好みで構いません。形も好みで自由にアレンジして構いません。
[プレーン]ラップの上にあんこを丸く敷き、丸めた発芽玄米を乗せて纏わせましょう。プレーンはこの作業で完成です。
[きなこ]丸く薄く伸ばした発芽玄米の上に、丸めたあんこを乗せて包みましょう。
均等に作りたい場合は、あんこを軽量しておくのもありです。
きなこの方は最後にきなこを纏わせてください。以上で完成です。
発芽玄米おはぎとは?もち玄米なしでも作れる
発芽玄米おはぎは、もち米の代わりに発芽玄米を使用したヘルシーなおはぎです。玄米を発芽させることで栄養価がアップします。もち米を使わないのでカロリーが抑えられる点も魅力です。
発芽玄米おはぎの特徴
- 玄米の風味を感じられる
- 発芽させることで栄養価が高まる
- 玄米よりも柔らかく消化に優しい
発芽玄米おはぎは、もち米のもちもち感とは少し異なる、適度な粒感と歯ごたえが楽しめるのが特徴です。発芽玄米の独特な香りがあんこと相性抜群で、和菓子好きな方にもおすすめです。
さらに、発芽玄米は普通の玄米よりも柔らかくなりやすく、消化にも優しいため、お子さまやご年配の方にも安心して召し上がっていただけます。
もち米を使わないメリット
- 炭水化物の摂取量を抑えダイエットに役立つ
- 血糖値の上昇を穏やかにしてくれる
- もち米に比べて冷めても硬くなりにくい
もち米を使わないことで、炭水化物の摂取量を抑えることができ、ダイエット中の方にも適しています。また、発芽玄米は低GI食品として知られており、血糖値の上昇を緩やかにする効果が期待できます。
さらに、もち米に比べて冷めても硬くなりにくいため、お弁当や保存用としても使いやすいのがメリットです。
発芽玄米の栄養価
- ビタミンB群やGABAを摂取できる
- 食物繊維が多く整腸作用が期待できる
発芽玄米は、普通の玄米に比べて、疲労回復やストレス軽減に役立つといわれるビタミンB群やGABA(ギャバ)といった栄養素が豊富に含まれています。
また、発芽玄米には食物繊維も多く含まれており、腸内環境を整える効果も期待できます。さらに発芽前の玄米はフィチンが含まれています。フィチンにはミネラルの吸収を妨げる側面がありますが、発芽させることでフィチンが分解されるため、ミネラルの吸収が良くなります。
毒性について心配されることがありますが、発芽や加熱によりそのほとんどが失われます。
発芽玄米おはぎをさらにおいしくする工夫とアレンジ方法
発芽玄米おはぎは、シンプルな材料でも十分おいしく仕上がりますが、アレンジを加えると少し風変わりな味わいになります。
ごま
おはぎの表面のきなこにすりごまを加えることで、ゴマの香ばしい風味がプラスされます。ごまは黒ごまと白ごまのどちらでも構いませんが、黒ごまは見た目のアクセントにもなりおすすめです。
抹茶パウダー
抹茶パウダーをきなこと混ぜ合わせることで、ほろ苦い抹茶風味を楽しむことができます。このアレンジは、和のテイストを強調したいときにおすすめです。
抹茶パウダーは、少量でもしっかり風味が出るため、入れすぎに注意してください。
ナッツやドライフルーツの追加
発芽玄米の中に細かく刻んだナッツやドライフルーツを混ぜ込むと、食感と甘みがアップします。おすすめのナッツはアーモンドやクルミ、ドライフルーツはレーズンやクランベリーです。
栄養価も高く、お子さまのおやつにもぴったりです。
発芽玄米おはぎの保存方法と賞味期限
発芽玄米おはぎは冷蔵庫で保存する場合、2〜3日以内に食べきるのが理想です。冷凍保存する場合は、一つずつラップで包み、密閉容器に入れて保存してください。
冷凍保存したおはぎは、自然解凍か電子レンジで軽く温めることで美味しくいただけます。
まとめ
発芽玄米おはぎは、もち米を使わないヘルシーで簡単に作れるレシピです。発芽玄米の栄養価を活かしたおはぎは、健康志向の方にぴったりのおやつです。
基本の作り方をマスターしたら、きなこやごま、抹茶などを使ったアレンジにも挑戦してみましょう。自分だけのオリジナルおはぎを楽しむことで、さらに料理の楽しさが広がります。
ぜひ今回の記事を参考にして、家庭で簡単に発芽玄米おはぎを作ってみてください。
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