水道直結ウォーターサーバーを探していて、「レンタルではなく買い切りできるものはないの?」と思う人もいると思います。
結論からいうと、水道直結型でも買い切りできるウォーターサーバーはあります。ただ、家庭向けでは選択肢がかなり少なく、本体価格も安くありません。
たとえば楽水ウォーターサーバーには水道直結型の買取プランがありますが、冷温水タイプは187,000円(税込)。設置を依頼する場合は別途13,200円がかかり、買い切りではカートリッジ代も自己負担です。
そのため、「水道から自動で給水したい」のか、「毎月のレンタル料をなくしたい」のかで選び方が変わります。
この記事では、水道直結型の買い切りを探している人向けに、実際に購入できる機種と、買い切りで後悔しやすいポイントまで紹介します。

佐伯 彩乃
元ウォーターサーバー販売員/フリーランスの暮らしコーディネーター/主婦向けの家電アドバイザー
元ウォーターサーバー販売員で、現在は主婦向けに家電選びのコツを発信する暮らしアドバイザー。実体験をもとに、使いやすさや電気代、安全性までわかりやすく解説。押し売りしない丁寧な情報発信が好評。
水道直結ウォーターサーバーは買い切りできる?
一部の機種は買い切りできますが、現在の家庭向け市場ではレンタルが中心。
水道直結型は、キッチンなどの水道管から分岐してサーバーへ直接給水する仕組みです。タンクへ水を入れる必要がなく、サーバー側で自動的に給水されるため、補充の手間がほとんどありません。
ただし、工事や設置後のサポートが必要になるため、主要サービスでは本体を販売せず、月額レンタルで提供しているケースが多くなっています。
そんな中、楽水では現在も買取プランを用意しています。
買い切りできる水道直結型なら「楽水」がある
水道直結型を買い切りたい人が検討しやすいのが、楽水ウォーターサーバーです。
公式サイトで確認してみると、レンタルだけでなく買取プランも用意されています。
| プラン | 買取価格 |
|---|---|
| 冷温水 水道直結 | 187,000円 |
| 給水タンク | 184,800円 |
| 給水スリム | 176,000円 |
| 大容量 水道直結 | 264,000円 |
| 冷水機 水道直結 | 176,000円 |
水道直結の冷温水タイプは187,000円(税込)で、設置を依頼する場合は13,200円(税込)の初期工事費がかかります。
なお、自分で設置する場合は、買取プランでは初期費用0円となっています。
買い切りなら月額レンタル料はありませんが、カートリッジは実費です。通常フィルターは1本3,630円(税込)、ROフィルターは8,470円(税込)となっています。
買い切りは本当に安い?長く使えばお得になる
初期費用だけを見ると、約20万円はかなり高く感じます。
ただ、毎月レンタル料を払い続けることを考えると、長期間使えば買い切りの方が安くなる可能性があり、「4年以上ご利用ならお得」といわれることも。
ただし、ここで注意したいのは、本体価格だけで比較しないことですね。
- 設置工事費
- カートリッジ代
- 保証期間終了後の修理費
- 引っ越し時の取り外し・再設置
- 不要になったときの処分
ここまで含めて初めて、本当に安いか判断できます。
【注意】買い切りで一番気になるのは故障したとき
個人的には、買い切りで一番気になるのが保証が切れたあとの故障です。
筆者が使っている浄水型ウォーターサーバーも、2年ほどで不具合が起きて本体交換になりました。レンタルだったため大きな追加費用はかかりませんでしたが、買い切りだったら保証終了後のタイミングです。
こうした経験からも、買い切りは「何年で元が取れるか」だけでなく、保証が切れたあとに故障した場合まで考えて選んだ方がいいと感じます。
たとえば本記事で取り上げてる楽水ウォーターサーバーの買取プランはメーカー保証が1年間です。一方、レンタルでは、通常のサーバートラブル時に修理や交換などの対応を受けられる仕組みがあります。
5年、6年と使って初めて買い切りの価格メリットが大きくなるとしても、その途中で故障すれば、修理費や買い替え費用がかかる可能性があるのは注意したいところですね。
案外見落としやすい「飽きる」「新機種が欲しくなる」問題
もうひとつ、価格表には出てこないのが「その機種を何年使いたいか」です。
冷蔵庫や洗濯機なら、故障しなければ8年、10年と使う家庭も多いですよね。
ウォーターサーバーも同じ感覚で、「一度買ったら長く使いたい」という人なら買い切りとの相性はかなりいいと思います。
ただ、筆者自身は数年使っていると、案外デザインに飽きることがありますし、よりコンパクトな機種や新しい機能を搭載したモデルが出ると気になります。
まだ使えるけれど、「次はこっちを使ってみたい」と思うこともあります。
そのため私は、多少月額料金がかかっても、修理や交換のサポートを受けながら使い、数年後に別の機種へ乗り換えやすいレンタルの方が好みです。

佐伯 彩乃
元ウォーターサーバー販売員/フリーランスの暮らしコーディネーター/主婦向けの家電アドバイザー
「5年以上使えば得か」だけでなく、「5年以上その機種を使いたいか」まで考えてみる。ここは買い切りを選ぶときに意外と大事だと思います。
水道直結の買い切りが向いている人
買い切りが悪いわけではありません。むしろ、条件が合えばかなり合理的な選択だといえます。
- 5年以上同じ機種を使うつもり
- 毎月のレンタル料を払いたくない
- デザインや最新機種にあまりこだわらない
- 引っ越す予定があまりない
- 初期費用をまとめて払える
- 保証終了後の修理費も許容できる
冷蔵庫や洗濯機のように、気に入った家電を長く使うタイプなら、買い切りは選びやすいと思います。
逆にレンタルが向いている人
- 故障時の修理費を気にしたくない
- 数年ごとに新しい機種へ乗り換えたい
- まとまった初期費用を払いたくない
- 引っ越す可能性がある
- フィルター代などを月額にまとめたい
レンタルは長く使うと総額が大きくなりますが、月額料金には「本体を借りる費用」だけでなく、サポートを受けられる安心感も含まれています。
楽水の場合、レンタル期間中は浄水カートリッジが無料で届けられ、通常のサーバートラブル時のメンテナンスにも対応しています。
「水道直結」と「買い切り」どちらを優先したい?
ここまで見ると、水道直結型の買い切りを探していた人でも、実は欲しいものが2種類に分かれると思います。
| 優先したいこと | 向いている選択肢 |
|---|---|
| 水を補充する手間をなくしたい | 水道直結型 |
| 毎月のレンタル料をなくしたい | 買い切り型 |
ここを分けて考えると選びやすくなります。
給水の手間をなくしたいなら水道直結を優先
タンクへ水を入れる作業そのものが面倒なら、水道直結型を選ぶ意味があります。
この場合は、買い切りだけに限定せず、レンタルも含めて探した方が選択肢は増えます。
月額料金をなくしたいなら補充型まで広げる
反対に、「水を入れるくらいなら別に苦ではない。それより毎月レンタル料を払い続けたくない」という人なら、水道直結にこだわらなくてもいいと思います。
水道水を自分でタンクへ入れる水道水補充型の買い切りウォーターサーバーまで広げると、選べる機種が増えます。
しかも、水道工事が不要な機種なら、設置場所や引っ越し時の負担も少なくなります。買い切りできる浄水型ウォーターサーバーは、こちらで価格や維持費を比較しています。
→ 買い切りできる浄水型ウォーターサーバーを比較|レンタルなしで使えるおすすめ機種

水道直結の買い切りで後悔しないために確認したいこと
買い切りを選ぶなら、価格だけで決めない方がいいです。
- メーカー保証は何年あるか
- 保証終了後の修理対応はどうなるか
- カートリッジは年間いくらかかるか
- 設置工事はいくらか
- 賃貸でも設置できるか
- 引っ越し時に取り外せるか
- 5年以上その機種を使いたいか
特に最後の「5年以上その機種を使いたいか」は、価格以上に大事かもしれません。
まとめ|水道直結の買い切りはある。ただし長く使う覚悟は必要
水道直結型のウォーターサーバーにも、買い切りできる機種はあります。楽水なら水道直結の冷温水タイプを187,000円(税込)で購入でき、月額レンタル料を払わず使えます。
長く使えばレンタルより安くなる可能性がありますが、初期費用、フィルター代、保証終了後の故障リスクまで考えておきたいところです。
筆者自身は、浄水型ウォーターサーバーを2年ほど使ったところで不具合が出て、本体を交換してもらった経験があります。
また、数年使えばデザインに飽きたり、新しい機種が欲しくなったりするタイプなので、修理や交換のサポートを受けながら、必要に応じて乗り換えやすいレンタルの方が合っています。
反対に、冷蔵庫や洗濯機のように、一度買ったものを長く使うタイプなら買い切りはかなり魅力があります。「5年以上使えば得か」だけでなく、「5年以上その機種を使いたいか」。という考えで選ぶと、買い切りかレンタルかで後悔しにくくなると思いますよ。
なお、「毎月のレンタル料をなくしたい」が一番の目的なら、水道直結に限定せず、買い切りできる水道水補充型も比較してみてください。



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