コスモウォーターを使っているなかで、ふと「そろそろやめようかな」と感じる瞬間があります。引っ越しや家族構成の変化、キッチンの使い方が変わったときなど、理由はさまざまです。
ただ、実際に解約を考えたときに気になるのが 「解約金」 です。できることなら払わずに、すっきり終わらせたいですよね。
この記事では、主に以下の3つのことについて解説しています。
- コスモウォーターの解約金がかかる仕組み
- 解約金を抑える・なくすための現実的な方法
- 乗り換えで負担を相殺できる浄水型サーバーの選択肢
- コスモウォーターには解約金あり
smartプラスは16,500円、smartプラスNextは20,900円(規定利用期間内のみ) - 払いたくない場合は「時期」と「乗り換え先」で調整可能
- 今すぐやめて別サーバーにしたい場合は「乗り換えキャッシュバック」で相殺すべし

佐伯 彩乃
元ウォーターサーバー販売員/フリーランスの暮らしコーディネーター/主婦向けの家電アドバイザー
元ウォーターサーバー販売員で、現在は主婦向けに家電選びのコツを発信する暮らしアドバイザー。実体験をもとに、使いやすさや電気代、安全性までわかりやすく解説。押し売りしない丁寧な情報発信が好評。
まず結論|コスモウォーターは「規定利用期間内の解約」で解約金がかかる
コスモウォーターは、サーバー代自体は無料ですが、最低契約期間が設定されています。
この期間を満たす前に解約すると、解約金が発生します。
| サーバー名 | 規定利用期間 | サーバー交換手数料 (税込) | 解約金(税込) サーバー引取手数料 |
|---|---|---|---|
| smartプラス | 2年 | 9,900円 | 16,500円 |
| smartプラスNext | 3年 | 11,000円 | 20,900円 |
※サーバー交換手数料とは、使っているサーバーを別のサーバーに交換する際にかかる費用です。色を変えたい、モデルを変えたい、など 「解約ではなく交換」 のときに発生します。
※サーバー引取手数料(=解約金)とは、契約期間中に解約する場合にかかる費用です。サーバーを回収して契約を終了する際の「中途解約の調整費」にあたります。
コスモウォーターの解約金はなぜ発生する?仕組みを整理
コスモウォーターは、サーバー本体の料金を購入ではなくレンタル(実質0円)という形で提供しています。
そのため、利用者が初期費用を払わない代わりに、一定の利用期間(契約期間)を前提にコストが回収される仕組みになっています。
この「契約期間内にやめてしまう」と、本来サーバーの利用によって回収されるはずだった費用が回収できなくなるため、その差額を “サーバー引取手数料(=解約金)” として受け取っている、という考え方です。
つまり、解約金の正体はサーバー代を前払いしていないかわりに設定されている「中途解約の調整費」ということになります。
誰かが損をさせられている、というものではなく、契約モデルそのものの構造に基づいた費用という位置づけです。
解約金を「払いたくない」人が取れる3つの選択肢
解約金を避ける、あるいは負担を小さくする方法には以下の3つがあります。
- 契約期間の満了を待つ
- 必要本数を満たしてから解約する
- 乗り換えキャッシュバックで相殺する
この中で、“契約期間内だけど今すぐ解約したい”という人にとって現実的なのは「乗り換えキャッシュバックで相殺する」です。
浄水型ウォーターサーバーは、コスモウォーターからの乗り換えを想定した キャッシュバック制度を持つメーカーが多く、解約金をほぼ相殺することができます。
コスモウォーターから“乗り換え相殺”しやすい宅配型・浄水型ウォーターサーバー
コスモウォーターは「天然水の宅配型」ですが、いまは “乗り換えサポート(キャッシュバック)” を行っているメーカーが多いため、解約金を実質的に相殺しながら乗り換えることができます。
乗り換え先は大きく2つに分かれます。
- 宅配型(天然水)→味を重視する人向け
- 浄水型(給水型)→手間とランニングコストを軽くしたい人向け
まずは比較表で全体像を整理してみましょう。
| ブランド名 | 画像 | 水の種類 | 月額最低金額 | 乗り換え特典 | 電気代(月) | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| プレミアム ウォーター | ![]() | 天然水 RO水 | 3,974円/月 ※5年契約 (もっとPREMIUM) | 最大30,000円 | 約256円 | 味にこだわりたい / 今後も配送型でOKな人 |
| オーケン ウォーター | ![]() | 天然水 RO水 | 約3,000〜4,000円/月 + 水代 | JCBギフト券10,000〜15,000円相当 | 約330円 | コスモと近い使い勝手で続けたい人 |
| フレシャス | ![]() | 天然水 RO水 | 約3,500〜4,500円/月 + 水代 | 最大16,500円 | 約500円 | ボトル交換の負担だけ軽くしたい人 |
まとめ|損しないために見るべきポイントは「時期」と「乗り換え先」
コスモウォーターの解約金は、規定利用期間内に解約したときだけ発生します。そのため、損をしないでやめるためのポイントは、以下の2つだけでとてもシンプルです。
- いつ解約するか(時期)
- どこに乗り換えるか(先)
解約金を確実にゼロにするなら、契約期間の満了を待つ方法があります。
一方で、「もう少し手間を軽くしたい」「今の暮らしに合った形に変えたい」 と思ったら、乗り換えキャッシュバックで実質相殺するのが、もっとも再現性の高い選択です。
宅配型を続けたいなら、味や飲み心地に近いブランド(プレミアムウォーター / フレシャス / オーケンウォーター)が候補になります。
ストックや受け取りの手間を減らしたいなら、浄水型(給水型)ウォーターサーバーに切り替えると、日常の「続けやすさ」がぐっと変わります。








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