この事では、酵素玄米の危険性や食中毒リスクについて分かりやすくご紹介しています。
安全に酵素玄米を楽しむための保存方法や基本ルールもチェックしてくださいね。
酵素玄米は、玄米を発酵させることで栄養価が高まり、消化しやすくなるとされる食べ物です。
しかし、適切な管理をしないと食中毒のリスクが高まることがあります。
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ゆいこ
女性/エシカルコンシェルジュ/ライター
10代後半から玄米食を実践。現在、体に優しい食について学び、資格取得に向け勉強中。「私らしくサスティナブルな暮らし」を楽しむ2児の母。エシカルコンシェルジュ取得。
酵素玄米の危険性
酵素玄米には、いくつかの危険性が存在します。
ここでは、酵素玄米の具体的なリスクについて解説します。
長い発酵期間で食中毒のリスクが高まる
酵素玄米は、発酵過程で適切な温度管理がおこなわれない場合、雑菌が繁殖しやすくなります。
とくに食中毒を引き起こす細菌が増えるリスクが高まるため、保温管理や清潔な調理環境が大切です。
発芽毒が危険と言われている
玄米は、外敵から身を守るために「毒」をそなえています。「発芽毒」と呼ばれ、人体に影響するのではと噂されていますが、実際に悪影響をあたえるものではありません。
玄米のもつ発芽毒については【発芽玄米の危険性は?発芽毒の嘘と真実を正しく知ろう】をご覧ください。
消化に負担がかかる場合がある
酵素玄米は消化を助ける酵素が含まれていると言われています。
発酵食品に敏感な人や胃腸が弱い人は、食べる量に注意してください。
酵素玄米の安全な保管方法
酵素玄米を作った後、安全に保管するためにはいくつかの基本ルールがあります。
ルール守ることで、食中毒のリスクを減らし、美味しく食べ続けることができます。
※キャプションボックスボックス
- 炊飯器で高温保存を維持する
- 1日1回かき混ぜて空気を循環させる
- 冷凍保存を活用する
- 長くても10日以内に食べきる
炊飯器で高温保温を維持する
酵素玄米は、炊飯器での保温温度65度以上とし、雑菌の繁殖を防ぐために常に温度を確認しましょう。
1日1回かき混ぜて空気を循環させる
長時間保温を続ける酵素玄米は、1日に1回程度かき混ぜることで、雑菌の繁殖を防ぎます。
また、かき混ぜることで発酵がスムーズに進み、風味も良くなります。
冷凍保存を活用する
もしすぐに酵素玄米を食べきれない場合は、冷凍保存を活用しましょう。
冷凍は、酵素玄米の風味や栄養を保ちながら、長期間保存することができる簡単で便利な方法です。
長くても10日以内に食べきる
10日以上保存すると品質が低下し、食中毒のリスクが高まります。
できるだけ早く食べきるようにしましょう。
酵素玄米の食中毒を防ぐためのポイント
前述したように、酵素玄米の食中毒リスクを減らすためには、常に高温保存を保ち、安全な温度管理を徹底しましょう。
酵素玄米を調理する際には、調理器具や手を清潔に保つことで、細菌の混入を防ぎましょう。
酵素玄米を作る際、玄米を長時間水に浸けておくと雑菌が繁殖する可能性が高くなります。
とくに夏場や気温が高い環境では、浸水時間を短くしましょう。
酵素玄米を食べる際、酸っぱい臭いや変色が見られた場合は、食べるのを避けてください。
まとめ
酵素玄米は栄養価が高く、美味しく健康に良い食材ですが、食中毒リスクを回避するために、適切な温度や衛星の管理が求められます。
冷凍保存や定期的なかき混ぜなどの基本ルールを守り、健康的で美味しい酵素玄米を楽しんでください。
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