スクワランオイルのメリットとデメリット｜合わない肌質は？選び方や使い方もご紹介！

この記事では、スクワランオイルのメリットとデメリット、選び方や効果的な使い方について分かりやすくご紹介しています。

スクワランオイルは、高い保湿力はもちろんですが、オイルでありながら肌なじみが良いことも人気の理由です。

スクワランオイルのメリットとデメリット

メリット	デメリット
高い保湿力で乾燥を防ぐ 肌なじみがよくベタつかない 酸化しにくく長期間使用できる 敏感肌でも使いやすい 髪や爪にも使える	過剰な使用は毛穴を詰まらせる 動物性のものはアレルギーに注意 高品質なスクワランオイルは価格が高め

メリット

高い保湿力で乾燥を防ぐ

スクワランオイルは高い保湿力を持ち、とくに乾燥肌の人におすすめです。

少量で広範囲に伸び、肌の水分を閉じ込めて乾燥を防ぎます。
日常的な保湿ケアに加えて、冬場やエアコンによる乾燥から肌を守るのにも効果的です。

肌なじみがよくベタつかない

スクワランオイルは美容オイルのなかで、一番と言っても過言ではないほどテクスチャーが軽いのが特徴です。
べたつきが少なく、オイルの使用感が苦手な人でも快適に使えます。

酸化しにくく長期間使用できる

スクワランオイルは美容オイルのなかでも酸化しにくいオイルです。

オイルは酸化を気にしながら早めに使うことを心がけるものですよね。
しかし、スクワランオイルは品質が安定しているので少量をゆっくり使い続けることができ、コスパも高いといえるでしょう。

敏感肌でも使いやすい

無添加で純度の高いスクワランオイルを選べば、肌に負担をかけずに使用できるため、乾燥やかゆみの予防にも役立ちます。

刺激が少なく、肌トラブルのリスクを最小限に抑えられることから、敏感肌にも適しています。

髪や爪にも使える

スクワランオイルは髪にツヤを与えたり、爪やキューティクルに栄養を補給する目的で使うこともできます。

一つのアイテムで全身の保湿ができるのは大きなメリットです。

デメリット

過剰な使用は毛穴を詰まらせる

スクワランオイルに限ったことではありませんが、油分は過剰に使用すると毛穴が詰まりやすくなります。
とくに脂性肌の方や、皮脂が多い部分に塗布する際は、適量を守りましょう。

毛穴が詰まってしまうと、黒ずみやニキビの原因となってしまいます。注意しましょう。

動物性のものはアレルギーに注意

スクワランオイルには、動物性のものと植物性のものがあります。

動物性のスクワランオイルは、まれにアレルギー体質の方に反応を起こす場合があります。
アレルギー持ちの方はとくに注意が必要です。

高品質なスクワランオイルは価格が高め

純度の高いスクワランオイルや、とくに動物性の高品質なものは比較的高価です。

とても安価な製品もありますが、品質や安全性を考慮すると少し高めの製品を選ぶ方が良い場合もあります。
購入する際は価格と品質のバランスを見極めて下さい。

スクワランオイルが合わない肌質は？

スクワランオイルは基本的にはすべての肌質に合いやすい美容オイルです。
以下では、特定の条件下で合わない可能性のあるケースをご紹介しています。

脂性肌の人は毛穴詰まりを起こしやすい

脂性肌の方は、スクワランオイルを使いすぎると毛穴詰まりを起こしやすくなります。

油分の過剰な塗布は毛穴に負担をかける可能性があるので、量を調整する必要があります。

ニキビ肌の人には不向きな場合がある

スクワランオイルのテクスチャーは軽いものの、油分がニキビを悪化させるリスクがあるため、ニキビが治って使うのが無難です。

ニキビ肌でも使える美容オイルにホホバオイルがあります。抗菌作用をもつのでおすすめです。

ホホバオイルの美容効果や使い方、おすすめの製品については【ホホバオイルの美容効果とデメリット｜美肌のための正しい使い方】をご覧ください。

アレルギー肌の人は動物性に注意

アレルギー肌の方は、動物性スクワランに対してアレルギー反応を起こすことがあります。

動物性のものはとくに注意が必要ですので、植物性スクワランや無添加のものを選ぶと安心です。

スクワランオイルの選び方のポイント

肌タイプに合わせて動物性と植物性を選ぶ

スクワランオイルには、動物由来のものと植物由来のものがあります。
動物性は主にサメの肝油から、植物性はオリーブやサトウキビなどから抽出され、それぞれに特徴があります。

自分の肌タイプに合った種類のスクワランオイルの選び方は【スクワランオイルの動物性と植物性の違い｜肌質別に合う種類をご紹介！】をご覧ください。

純度の高いものを選ぶ

スクワランオイルを選ぶ際は、成分表を確認して純度が高いものを選ぶことが重要です。
不純物が少ないほど肌に優しく、効果を実感しやすくなります。

純度は99％以上のものが理想的です。

スクワランオイルの効果的な使い方

化粧水の前か後に塗る

スクワランオイルを塗るタイミングが化粧水の前か後かでは、意味がまったく違います。

化粧水の前に塗ると、化粧水の美容成分を肌に浸透しやすくするブースターがわりとなります。
化粧水の後に塗った場合、化粧水や肌の水分をしっかりと閉じ込め、保湿効果を高める役割があります。

髪のダメージケアに使う

乾燥しがちな髪の毛先に少量をつけてみましょう。
年齢を上に見せてしまう、毛先の広がりやパサつきがまとまり、若々しい印象に導きます。

お風呂上がりの湿った肌に塗る

スクワランオイルでボディケアをするなら、お風呂上がりの湿った肌がおすすめです。
湿った肌はオイルがなじみやすく、潤いを閉じ込めることができます。

日々、使い続けることで肌が柔らかくなり、より効果的に浸透します。

爪や肘などに重ねて塗る

爪や肘など、とくに乾燥が気になる部分にもスクワランオイルは効果的です。

爪のキューティクルにオイルとしてなじませることで、乾燥を防ぎ、爪を丈夫に保つことができます。
肘やかかとなどの、乾燥して皮膚が分厚くなりがちな部分のケアにも最適です。

スクワランオイルを使う際の注意点

スクワランオイルは少量でも十分な効果があるので、塗りすぎには注意しましょう。

また、スクワランオイルが肌に合うかどうか確認するために、必ずパッチテスト(試し塗り)をおこなってください。

スクワランオイルは、クリームなどの油分の多いスキンケア製品と併用すると、肌への負担になってしまいます。
化粧水や美容液との併用は、相乗効果を生みやすいので、積極的におこなってみてくださいね。

【厳選】おすすめのスクワランオイル3選

ご紹介したスクワランオイルの選び方をふまえて、うちライフ編集部がスクワランオイルを厳選しました。
そのなかでも特におすすめのスクワランオイルを3つご紹介します。

spa hinoki｜スクワラン

原産	日本
原材料	深海ザメの肝油
内容量	100ml
価格	1,800円
100ml当たりの価格	1,800円

spa hinokiのスクワランオイルは深海ザメの肝油を99％以上使用した、とても純度の高いオイルです。

Amazonの口コミでは星4.2と高評価で、「何度もリピートしている」「某有名オイルメーカーのものと同じ使用感なのに安い！」「中身も良いけどポンプの性能も良い」などの口コミがありました。

spa hinokiはオーガニックのオイルやアロマ系シャンプーなどのオリジナル商品を多数取り扱っているメーカーです。
また、東京赤坂にプライベートヘッドスパ専門店も展開しています。

自然化粧品研究所｜シュガースクワラン

原産	ブラジル産サトウキビ 製造国：アメリカ
原材料	シュガースクワラン
内容量	100ml
価格	1,915円
100ml当たりの価格	1,915円

自然化粧品研究所のシュガースクワランは、糖度が高いブラジル産サトウキビ(遺伝子組み換えなし)を使用したピュアオイルです。

Amazonの口コミ件数は少ないものの、星4.2と高評価を獲得しています。

安全な原料を使用している点に加え、自然化粧品研究所が歴史の長い企業であることも信頼できるポイントです。

自然化粧品研究所は1989年から自然派の化粧品の研究と開発をおこなっています。
すべての成分を組成表示し、抽出方法や注意書きなども明記しており、透明性が高さが信頼の証です。

アプレ・ミディ｜OLIVE SQUALANE OIL

原産	中国産オリーブ 製造国：日本
原材料	オリーブ油,トコフェロール(天然ビタミンE)
内容量	300ml
価格	3,290円
100ml当たりの価格	1,096円

アプレ・ミディのオリーブスクワランオイルは、オリーブ油から抽出したスクワランのみを使ったオイルです。

仕入れたオリーブ油は国内低温倉庫で厳しい管理のもと、保管されているので、海外産の原料でも新鮮さをキープしています。

また、国から認可を受けた化粧品メーカーが製造をおこなっているので、百貨店に並ぶようなブランドと同等のクオリティーであることも魅力です。

トコフェロールという天然ビタミンEが添加されているのは、オイルの酸化を防ぎ、品質を安定させるためです。
ビタミンEは抗酸化作用があり、肌にプラスに働いてくれるものなので安心してください。

まとめ

スクワランオイルは、なじみの良いテクスチャーと多用途な使い方が魅力的な美容オイルです。

しかし、肌質や使い方によってはデメリットもあるため、選び方と使用法に注意しましょう。

オイル選びのポイントや注意点を押さえて、毎日のケアにぜひ取り入れてみてください。