いびきに悩む多くの人々にとって、レーザー切除(LAUP)は効果的な治療法のひとつとされています。しかし、LAUPにはメリットだけでなく、デメリットや注意点も存在します。
この記事では、いびきレーザー切除の仕組みや効果、さらに治療を受ける際の注意点について詳しく解説します。
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診療時間 | ||
10:00〜22:00 | 平日 /11:00-20:00 土日祝日 /10:00-19:00 | 11:00~21:00 |
無料カウンセリング | ||
あり | あり | あり |
公式サイト | ||
いびきのレーザー切除治療「LAUP」とは?その仕組みを解説
いびきのレーザー切除は、いびきの原因となる部位をレーザーで切除することによって、いびきを軽減する治療法です。LAUP(ラウプ:レーザー口蓋垂軟口蓋形成術)と呼ばれ、CO2レーザーを用いて口蓋垂と軟口蓋の粘膜を切除し、上気道を拡大させる治療です。
この治療法は、従来のメスを使った手術に比べて体への負担が少ないため、多くの人に選ばれています。
現在は、ナイトレーズやパルスプレミアなど、切除しないレーザー治療が広まりつつあります。
いびきの原因とメカニズム
いびきは、主に喉や鼻の空気の通り道が狭くなることで発生します。特に、舌根や軟口蓋が下がることで、空気の流れが妨げられ、振動音が発生します。この振動がいびきとして聞こえるのです。その他にも、肥満やアルコールの摂取、鼻づまりなどがいびきを引き起こす要因となります。
レーザー切除による治療の仕組み
レーザー切除では、いびきの原因となる部位をレーザーで切り取ります。具体的には、舌根や軟口蓋の一部をレーザーで焼き切ることで、空気の通り道を広げ、いびきを軽減します。この方法は、従来の手術と比べて出血が少なく、回復が早いという特徴があります。
従来は、口蓋垂や軟口蓋をメスで切り広げ縫合する治療(UPPP:口蓋垂口蓋咽頭形成術)をおこなってきました。レーザー切除はメスで切除するよりも痛みや出血を抑制できます。
手術の具体的な流れ
手術は通常、局所麻酔下でおこなわれます。最初に、対象部位に麻酔を施し、その後、レーザーを用いて組織を切除します。手術時間は約30分から1時間程度で、術後はすぐに帰宅可能です。ただし、術後数日間は飲食時に痛みを感じることがあります。
いびきレーザー切除の効果とその持続性
いびきレーザー切除治療LAUPの効果は、治療直後から感じられることが多いです。しかし、効果の持続性や再発のリスクについても理解しておくことが重要です。
いびきの軽減効果
いびきレーザー切除治療を受けた多くの患者が、治療後にいびきの軽減を実感しています。特に、重度のいびきや睡眠時無呼吸症候群に悩んでいた方々にとっては、睡眠の質が向上することで日常生活が大きく改善されることが報告されています。
治療後の効果の持続期間
いびきレーザー切除の効果は、一般的には数年間持続します。しかし、時間が経つにつれて効果が減少することもあります。これは、加齢や生活習慣の変化により、再びいびきの原因となる部位が変化する可能性があるためです。
再発のリスクとその対策
いびきレーザー切除後でも、いびきが再発するリスクはゼロではありません。特に、肥満や不規則な生活習慣を続けると、再発のリスクが高まります。再発を防ぐためには、適切な体重管理や生活習慣の見直しが必要です。また、再発時には再治療を検討することもあります。
いびきレーザー切除のメリットとデメリット
いびきレーザー切除治療LAUPには、低侵襲性で回復が早いなどのメリットがありますが、完全な治癒が保証されないなどのデメリットも存在します。いくつかのメリットやデメリットについて詳しく見ていきます。
メリット:低侵襲性で回復が早い
レーザー切除は、メスを使用しないため、体への侵襲が少ないのが大きなメリットです。これにより、手術後の出血や痛みが少なく、回復が早いとされています。また、局所麻酔で行えるため、全身麻酔のリスクを避けることができます。
メリット:全身麻酔が不要
レーザー切除は局所麻酔で行われるため、全身麻酔のリスクを回避できます。全身麻酔は、特に高齢者や持病を抱える患者にとってリスクが高く、手術後の合併症の原因となることがあります。その点、レーザー切除は安全性が高いと言えます。
デメリット:完全な治癒が保証されない
レーザー切除によっていびきが軽減されることは多いですが、完全な治癒が保証されるわけではありません。場合によっては、いびきが再発する可能性もあります。特に、生活習慣の改善が伴わない場合、再発のリスクが高まります。
デメリット:痛みや不快感が伴う可能性
手術後、数日間は喉の痛みや不快感が伴うようなダウンタイムがあります。特に、飲食時に痛みを感じることが多く、この期間は柔らかい食事やぬるい飲み物を選ぶことが推奨されます。また、個人差はありますが、術後に喉の違和感が続くこともあります。
熱いもの、冷たいもの、辛いものをはじめ、喫煙やアルコール摂取も痛みや出血の原因となるため制限されます。
いびきレーザー切除を受ける際の注意点
いびきレーザー切除を受ける際には、事前の準備や手術後のケアが重要です。特に、事前の検査や診断、術前の飲食制限など、注意すべき点について詳しく説明します。
事前の検査と診断が重要
レーザー切除を行う前には、必ず医師による診断を受けることが必要です。いびきの原因が他の疾患によるものである場合、レーザー切除が適切でない可能性があります。また、手術を受けるためには、健康状態のチェックも必要です。特に、呼吸器系の問題がないかどうかを確認することが重要です。
術前の食事や飲み物の制限
手術前には、食事や飲み物の制限が求められます。通常、手術の数時間前からは飲食を避けるよう指示されることが多いです。これは、術中の安全性を高めるための措置であり、誤嚥などのリスクを防ぐためです。
禁煙やアルコール制限について
手術を受ける前後では、禁煙やアルコールの摂取を控えることが推奨されます。特に、喫煙は術後の回復を遅らせるだけでなく、傷口の治癒を妨げる可能性があります。アルコールも同様に、手術後の出血を助長する可能性があるため、注意が必要です。
いびきレーザー切除の適応条件と受けるべき人
いびきレーザー切除治療は、すべてのいびきに悩む人に適しているわけではありません。適応条件や適応外のケースについて理解することで、自分がこの治療法に適しているかどうかを判断することができます。
適応条件:重度のいびきや睡眠時無呼吸症候群
レーザー切除は、特に重度のいびきや睡眠時無呼吸症候群に悩む患者に対して効果的です。これらの症状は、日常生活に大きな影響を及ぼし、放置すると健康に深刻な問題を引き起こす可能性があります。したがって、このような症状がある場合には、レーザー切除が適応されることが多いです。
軽度~中等度のいびきや軽度の睡眠時無呼吸症候群の場合は、切らないいびきレーザー治療も勧められます。
受けるべき人:他の治療法で効果がなかった人
いびきの治療には、生活習慣の改善や薬物療法、CPAP療法などがあります。その治療法で効果が得られなかった場合に、レーザー切除が選択肢として検討されることが多いです。特に、いびきが重度である場合や、他の治療法が不十分な場合には、レーザー切除が推奨されることがあります。
適応外のケース:軽度のいびきや健康状態が悪い人
軽度のいびきの場合、レーザー切除は適応外となることが多いです。また、全身状態が悪い人や呼吸器系に問題を抱えている場合、手術のリスクが高いため、他の治療法を検討する必要があります。このため、レーザー切除を受ける前に、しっかりと医師の診断を受けることが重要です。
いびきレーザー切除後のアフターケアと生活の注意点
いびきレーザー切除後のアフターケアは、治療の効果を最大限に引き出すためにも重要な点です。術後の痛みや腫れへの対応、飲食の際の注意点など、具体的なアフターケアについて説明します。
術後の痛みや腫れへの対応
術後、喉の痛みや腫れが生じることがあります。この場合、医師から処方された痛み止めを使用することが推奨されます。また、冷たい飲み物やアイスクリームなどを摂取することで、痛みや腫れを和らげることができます。ただし、過度な冷却は逆効果となることがあるため、適度な対応が重要です。
飲食の際の注意点
術後数日間は、喉に負担をかけないように柔らかい食事を選ぶことが重要です。辛い食べ物や硬い食べ物は避け、消化に良いものを摂るよう心掛けましょう。また、飲み物はぬるま湯や冷たいものが良く、アルコールや炭酸飲料は控えるようにしてください。
術後の経過観察と再診
術後は定期的に医師の診察を受け、治療の効果を確認することが重要です。特に、術後1週間から1か月間は再発や合併症のリスクがあるため、注意深く観察する必要があります。また、何か異常を感じた場合には、速やかに医師に相談することが求められます。
いびきレーザー切除の費用と保険適用について
いびきレーザー切除の費用は、クリニックや地域によって異なります。また、保険適用の可否や費用を抑えるためのポイントについても知っておくと良いでしょう。
費用の相場とクリニックの選び方
いびきレーザー切除の費用は、一般的には20万円から50万円程度が相場とされています。しかし、クリニックによって価格は大きく異なるため、事前に複数のクリニックで見積もりを取ることがたいせつです。また、料金だけでなく、医師の経験やクリニックの評判も重要な選択基準となります。
保険適用の可否とその条件
いびきレーザー切除は、保険が適用される場合とされない場合があります。特に、重度の睡眠時無呼吸症候群と診断された場合には保険が適用されることが多いです。ただし、軽度のいびきに対する治療では、保険適用外となることが一般的です。保険適用の条件については、事前に医師や保険会社に確認することが必要です。
費用を抑えるためのポイント
費用を抑えるためには、まず保険適用の条件を確認し、適用される場合はその範囲内で治療をおこなうことがひとつの方法です。また、複数のクリニックでの見積もり比較や、割引キャンペーンの利用も効果的です。さらに、治療後のアフターケアをしっかりと行うことで、再治療のリスクを減らすことも重要です。
【まとめ】いびきレーザー切除の効果と注意点を理解して治療を検討しよう
- いびきレーザー切除は低侵襲性
- 重度のいびきや睡眠時無呼吸症候群の場合に有効
- 軽度~中等度のいびきには「切らないいびきレーザー」治療が推奨
- いくつかの専門クリニックに相談する
- 専門医との十分な相談と信頼関係の構築が必要不可欠
- いびきの改善のためには術後のアフターケアも重要
いびきレーザー切除は、いびきを軽減し、睡眠の質を向上させる有効な治療法です。しかし、その効果を最大限に引き出すためには、事前の準備やアフターケア、適切なクリニックの選択が重要です。
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