しわ対策にはさまざまな方法がありますが、美容オイルは特に効果的だと言われています。
この記事では、しわに効くおすすめの美容オイルを5つ紹介し、それぞれの特徴や選び方、使い方についてわかりやすく紹介。うちライフ編集部が厳選した美容オイル商品も紹介していますのでチェックしてみて下さいね。
あなたの肌に合ったオイルを見つけて、若々しい肌を手に入れましょう。
ゆいこ
女性/エシカルコンシェルジュ/ライター
「私らしくサスティナブルな暮らし」を楽しむ2児の母。エシカルコンシェルジュ取得。編み物が大好きな息子6才と娘1歳、元料理人のパートナーと共に家庭菜園や保存食づくりなど家族でエコ生活を満喫中。
しわに効くオイルの特徴とは?
しわに効くオイルには共通した特徴があります。ここでは、その中でも特に重要なポイントを4つ紹介します。美容オイルを購入する際には、以下の4つの特徴がそろっているかどうかチェックしてみて下さいね。
高い保湿力がある
乾燥はしわの原因の一つと言われています。肌が乾燥すると弾力が失われ、しわができやすくなるからです。日が経った野菜やフルーツが、水分が失われてしわしわになった姿をイメージしてください。
保湿効果が高いオイルを使用することで肌の水分をしっかりと保ち、しわの予防や改善に役立てることができます。
抗酸化物質が豊富
抗酸化物質が豊富なオイルは、肌の酸化(=老化)を遅らせる効果があります。老化因子が起こす肌ダメージの軽減に効果的です。
肌ダメージは放っておくとしわを刻む原因となってしまいます。抗酸化物質はしわの根本的な原因を取り除いてくれるのです。
肌細胞の再生を促す
肌の再生を促す成分が含まれているオイルは、ダメージを受けた肌を修復し、新しい肌細胞の生成を助けます。
肌を再生させる際に、しわの改善が期待できます。
浸透力が高い
浸透力の高いオイルは、肌の奥深くまで美容成分を届けることができます。つまり、浅い層に刻まれているしわだけでなく、深いしわにもアプローチすることができるということです。
しわに効くオイルの選び方
しわに効くオイルを選ぶ際には、以下のポイントを押さえておくと良いでしょう。
しわに効く美容成分が入っているかチェックする
オイルの成分は非常に重要です。しわに効くとされる成分が含まれているかを確認しましょう。
しわに効く美容成分は、肌の弾力性や水分を保ち、コラーゲンの生成を促進するものが多く含まれます。以下は、しわに効くとされている主要な成分です。
- レチノール(ビタミンA)
コラーゲンの生成を促進や肌のターンオーバーの正常化で、しわやシミを改善する。 - ビタミンC
強力な抗酸化作用があり、コラーゲンの生成を助け、肌のハリを保つ。また、紫外線によるダメージを軽減する効果もある。 - ヒアルロン酸
保湿効果が高く、肌に潤いを与えてしわの目立ちを抑える。肌の水分保持能力を高め、肌をふっくらさせる。 - ペプチド
コラーゲンの生成を促進し、肌の弾力性を高める。特定のペプチドは、しわの原因となる筋肉の動きを抑制する働きを持つ。 - コエンザイムQ10
強力な抗酸化作用があり、細胞のエネルギー生成をサポートすることで肌の老化を防ぐ。 - セラミド
皮膚のバリア機能を強化し、保湿効果を高める。乾燥によるしわを防ぐ。 - EGF(上皮成長因子)
細胞の成長を促進し、肌の再生を助けることで、しわの改善に寄与する。 - アスタキサンチン
非常に強力な抗酸化物質で、フリーラジカルのダメージから肌を守り、しわの形成を防ぐ。
肌タイプに合わせる
自分の肌タイプに合ったオイルを選ぶことも大切です。オイルによりテクスチャーや浸透力にちがいがあり、合わないものを使ったり、量を間違えたりすること、逆効果になってしまいます。
乾燥肌、脂性肌、敏感肌など、肌のタイプに応じて最適なオイルを選びましょう。
香りやテクスチャーを確認する
しわとは無関係ですが、オイルの香りやテクスチャーも選ぶ際のポイントです。
毎日使うものなので、自分が心地よく感じる香りや、使いやすいテクスチャーのものを選ぶと良いでしょう。
口コミや評判を参考にする
他のユーザーの口コミや評判も参考になります。実際に使用した人の意見を聞くことで、自分に合ったオイルを見つけやすくなります。
しわに効く美容オイルの使い方
美容オイルの正しい使い方を知っておくことで、美容効果をより受けることができます。
基本的な使い方は以下のとおりです。
洗顔後すぐに使用する
オイルは洗顔後の清潔な肌に塗るようにしましょう。
洗顔後のスキンケアの前に使用することで、オイルの成分が肌に浸透しやすくなります。さらに、その後に塗る化粧水や美容液の成分の浸透も助けます。
適量を守る
オイルの使用量は基本的には少量で十分です。
多く使いすぎると肌へ負担がかかったり毛穴の詰まりの原因になるので、適量を守るようにしましょう。
夜のケアに取り入れる
肌細胞の生成をうながす成分が入ったオイルは、ぜひ夜のスキンケアに取り入れましょう。睡眠中に肌が修復されやすくなります。
寝る前にオイルを使うことで、翌朝の肌がしっとりと潤います。
オイルを塗って紫外線を浴びてしまうと、油焼けや光毒性を引き起こす場合もあります。そういった意味でも夜の使用がおすすめです。
比較早見表|しわに効くナチュラル美容オイル5種
しわに効果的なナチュラル美容オイルを5つ紹介します。各オイルの特徴や効果の詳細は表の次に紹介しています。
比較項目 | アルガンオイル | ローズヒップオイル | マルラオイル | ホホバオイル | スクワランオイル |
---|---|---|---|---|---|
原材料 | アルガンの木の実 | ローズヒップの種 | マルラの木の実 | ホホバの種 | オリーブやサトウキビ サメの肝油 |
100mlあたりの平均価格 | 2,600円 | 1,800円 | 1,900円 | 850円 | 800円 |
テクス チャー | 軽め | やや重め | 軽め | 軽め | 非常に軽い |
美容成分 | ・ビタミンE ・カロテノイド ・ポリフェノール | ・ビタミンA ・ビタミンC ・リノール酸 | ・ビタミンC ・ビタミンE ・オレイン酸 | ・ビタミンE ・ミネラル ・抗酸化物質 | ・スクワレン ・抗酸化物質 |
酸化の しやすさ | やや酸化しやすい | 非常に酸化しやすい | 比較的酸化しにくい | 非常に酸化しにくい | 酸化しにくい |
おすすめの 肌タイプ | ・乾燥肌 ・老化肌 | ・敏感肌 ・アクネ肌 | すべての肌タイプ | すべての肌タイプ | すべての肌タイプ |
アルガンオイル
アルガンオイルは、モロッコ原産のアルガンツリーの実から抽出されるオイルです。
ビタミンEが豊富で、強力な抗酸化作用があります。保湿効果も高く、乾燥からくるしわに特に効果的です。
アルガンオイルは偽物が多く出回っているので、購入時には注意しましょう。
アルガンオイルのデメリットや選び方については「アルガンオイルのデメリットや注意点|購入前に知っておきたいこと」をご覧ください。
ローズヒップオイル
ローズヒップオイルは、ビタミンCが豊富で、肌の再生を促進する効果があります。
また、リノール酸やリノレン酸が含まれており、肌のバリア機能を強化します。しわだけでなく、シミやくすみにも効果的です。
ローズヒップオイルは酸化しやすいうえに、光毒性を持ちます。購入する際は早めに使い切れる量のものを選びましょう。また、使用は夜のみとし、日中の使用は控えてください。
ローズヒップオイルの酸化や光毒性については、「ローズヒップオイルのデメリット|光毒性と酸化について知るべきこと」をご覧ください。
マルラオイル
マルラオイルは、南アフリカ原産のマルラツリーの実から抽出されるオイルです。
抗酸化作用が非常に高く、肌の老化を遅らせる効果があります。また、高い保湿力で肌のハリにも効果的です。
ホホバオイル
ホホバオイルは、ホホバの種子から抽出されるオイルで、人の皮脂に似た成分が約9割を占めているのが特徴です。
そのため、自然なかたちで肌になじみ、浸透しやすいので保湿効果が高まります。
肌を柔らかくすることで、しわの改善に役立ちます。
ホホバオイルは抗菌作用も持つのでニキビや肌荒れにも効果的です。また、皮脂分泌の調整もおこなうので脂性肌や混合肌の方でも使えるオイルの1つです。
ホホバオイルのより詳しい美容効果や、デメリットについては「ホホバオイルの美容効果とデメリット|美肌のための正しい使い方」をご覧ください。
スクワランオイル
スクワランオイルは、サメの肝やオリーブ、サトウキビから抽出されるオイルで、浸透力が非常に高いです。人の皮脂に含まれている成分であることから、肌にすばやく馴染んでベタつかないので、どんな肌にも使いやすいのが特徴です。
肌をやわらかくしたり、バリア機能を高めたりする効果が期待されます。肌が本来持つ力を底上げして、しわの予防や改善に促してくれます。
美容オイルを使う際の注意点
美容オイルを使用する際に守るべき注意点を挙げていきます。以下のポイントをおさえて、より効果的にオイルを使いましょう。
パッチテストをおこなう
新しいオイルを使う前には、必ずパッチテストをおこないましょう。
とくにアレルギー体質の方は注意が必要です。ナチュラルな美容オイルは自然のままの成分なので、まれにアレルギー反応を起こす場合があります。
肌に合わない場合、かぶれや赤みが出ることがあるので、少量を肌の目立たない部分に塗って試してみてください。
量を使い過ぎない
オイルの使いすぎは、毛穴の詰まりの原因となってしまい、肌トラブルを起こしかねません。
また、塗りすぎて肌表面にベタつきが残ると、オイルが浸透しづらくなり効果も得にくくなってしまいます。
数滴でも十分に効果を得ることができますので、量に気を付けるようにしましょう。
酸化しないよう保管環境をととのえる
オイルは直射日光や高温多湿の環境下では、酸化が進んでしまいます。冷暗所で保管をおこなうと、オイルの品質を長く保つことができます。
酸化したオイルはにおいや粘度に異常がみられます。肌に塗ってしまうと肌荒れなどのトラブルに繋がってしまうので、オイルの様子はまめにチェックするようにしてください。
【ネットで買える】しわに効くおすすめの美容オイル5選
これまで、しわに効く美容オイルの特徴や種類についてお伝えしてきました。その内容を踏まえて、うちライフ編集部が厳選した、おすすめの美容オイル商品を5つご紹介します。
抽出方法や品質、口コミもチェックしていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
アルガンオイル|自然化粧品研究所
原産国 | モロッコ産 |
---|---|
原材料 | アルガンオイル |
内容量 | 100ml |
価格 | 3,180円 |
100mlあたりの価格 | 3,180円 |
抽出方法 | コールドプレス製法 |
アルガンオイルのおすすめは「自然化粧品研究所」の商品です。自然化粧品研究所は1989年から自然派の化粧品の研究と開発をおこなっている信頼できる企業です。
信頼できる証は透明性の高さです。オイルの成分すべてを組成表示し、抽出方法や注意書きなども明記されています。
オイル自体は、エキストラヴァージンオイルの中でも最高品質の「ハイエクストラヴァージングレード」で、オーガニック認証を2つ受けています。
口コミ評判もとても良いのが印象的です。
マルラオイル|&SH(アンドエスエイチ)
原産国 | 南アフリカ |
---|---|
原材料 | マルラ |
内容量 | 80ml |
価格 | 1,500円 |
100mlあたりの価格 | 1,875円 |
抽出方法 | コールドプレス製法 |
マルラオイルのおすすめは「&SH」の商品です。
抽出方法はコールドプレス製法、さらにオーガニックでありながら、驚くのはコスパの良さ。中間業者をなるべく省くことで実現されたこの価格は、企業努力が感じられますね。
口コミでは「安価なのに使い心地が良い」「リピートした」などの良い口コミが目立ちました。
遮光パウチ容器なので、ポンプ式容器に詰め替えて使うと便利です。
ローズヒップオイル|Life-Flo
原産国 | ー |
---|---|
原材料 | 有機ローズヒップ種子 ビタミンE(酸化防止のため1%配合) |
内容量 | 30ml |
価格 | 1,783円 |
100mlあたりの価格 | 5,883円 |
抽出方法 | コールドプレス製法 |
ローズヒップオイルのおすすめは「Life-Flo」の商品です。実はAmazonもおすすめ商品と認定するほど世界中で人気を集めているオイルです。
量は少量ですが、ローズヒップオイルは酸化しやすいので使い切りやすい量と言えます。ですが、スポイト式で1滴ずつ使うことができ、「意外ともつ」という口コミもあり矛盾が生じるところも。
遮光瓶が採用され、酸化防止剤としてビタミンEを添加しているので、冷暗所に保管すれば他のローズヒップオイルより酸化を遅らせられると考えられます。
オーガニックのローズヒップの成分をコールドプレス製法でそのまま抽出しているので、安心で高品質なオイルです。
ホホバオイル|ホートク
原産国 | アメリカ |
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原材料 | ホホバオイル種子 |
内容量 | 200ml |
価格 | 1,734円 |
100mlあたりの価格 | 867円 |
抽出方法 | コールドプレス製法 |
ホホバオイルのおすすめは「ホートク」の商品です。
USDAオーガニック認証を受け、コールドプレス製法で抽出をおこなっています。日本国内で充填しているのも安心のポイントです。これだけの安心ポイントを重ねておきながら価格が安いのは、ビニールパウチ容器でコストカットしているのではと考えられます。
別の容器に移し替えることを面倒に思いつつも、「コスパの高さからリピートしてしまう」という声もあります。
スクワランオイル|IBC PRO SHOP
原産国 | フィリピン,インドネシア,スペイン |
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原材料 | スクワラン(サメ肝油) |
内容量 | 100ml |
価格 | 1,500円 |
100mlあたりの価格 | 750円 |
抽出方法 | ー |
スクワランオイルのおすすめは「IBC PRO SHOP」の商品です。
IBC PRO SHOPのスクワランオイルはサメの肝油が原料で、オリーブではありません。原産国は3か国ですべて外国ですが、管理はすべて日本でおこなわれています。
他のスクワランオイルを使っていたユーザーがIBC PRO SHOPのスクワランオイルを使ってとても気に入ったという口コミなど、高評価をあつめています。おさいふに優しいところも嬉しいポイントです。
まとめ
しわに効くオイルには、保湿効果、抗酸化作用、肌の再生促進、浸透力の高さといった特徴があります。
オイルを選ぶ際には、成分や肌タイプに合わせて選び、正しい使い方を守ることが大切です。
おすすめのオイルとして、アルガンオイル、ローズヒップオイル、マルラオイル、ホホバオイル、スクワランオイルを紹介しました。これらのオイルを使って、しわのない美しい肌を目指しましょう。
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