【レビュー】オイシエダイニングの口コミ評判！元料理人が味やボリュームを検証

Oisie Dining(オイシエダイニング)は、数ある冷凍弁当サービスの中でも味の美味しさを追求しているのが特徴。実際、筆者自身が試した中でもバランスの取れた美味しさだったのはグリーンスプーンの他に、今回紹介しているオイシエダイニングの2社が断トツでした。

この記事では、元料理人の筆者によるオイシエダイニングのレビューだけでなく、一般ユーザーの口コミも紹介。気になる料金やお得に購入する方法もまとめていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

オイシエダイニングとは？特徴や魅力を紹介！

Oisie Dining(オイシエダイニング)は、「どこよりもおいしく、どこよりもおてがる、どこよりもボリューミー」というコンセプトで、味や満足感にこだわった冷凍宅配弁当サービスです。

販売元の株式会社オイシエは、「美味しさ」や「品質」を支える根本は人の想いにあるという考えのもと、多くの生産者に携わり「Oisie」という販売サイトを運営。そんなオイシエだからこそ、味やボリュームに注力したオイシエダイニングをリリースできたのでしょう。

オイシエダイニングは数ある冷凍宅配弁当サービスの中でもうちライフおすすめの冷凍弁当です。

オイシエダイニングの基本情報

オイシエダイニングの特徴

ベテランの有名ホテルシェフが監修

オイシエダイニングは元有名ホテルシェフを務めた佐藤勇一氏がメニューを監修しています。

冷凍宅配弁当サービスは、しばしば有名シェフが監修しています。味に定評のあるサービスほどシェフを前面に出している印象です。

メニューの種類と注文の幅が広く自由度が高い

オイシエダイニングのメニュー数は120種類以上あります。また、スタンダードからプレミアムまで5カテゴリに分かれており、目的や好みで選びやすくなってます。

例えば、糖質や塩分制限したい方やダイエットを目的とする場合は、ヘルシーからメニューを選ぶとニーズとマッチしやすいです。

まぜご飯など主食付メニューも選べる

オイシエダイニングの「スタンダード」と「プレミアム」にはまぜご飯やパスタなどの主食がついておりボリュームたっぷりです。

ナッシュや三ツ星ファームは主食なしで総量200g～250gなのに対し、オイシエダイニングの「スタンダード」と「プレミアム」の総量は270g～320gあります。

ナッシュ	総量：160g～240g程度 1食値段：599円 ※nosh club利用で最安499円	詳細
三ツ星 ファーム	総量：180g～240g程度 1食値段：最安573円 ※長期継続プラン利用時	詳細
オイシエ ダイニング	総量：250g～320g程度 1食値段：640円～900円 ※スタンダード～プレミアム	詳細

オイシエダイニングの口コミ評判

うちライフでは、オイシエダイニング利用者もしくは利用したことのある方に対してアンケートを取りました。

なお、こちらで紹介する口コミはなるべく正直に書いて欲しいと伝えて記入していただいたものばかりです。インフルエンサーなどステマ感のある声が信用ならない方の参考になると思います。

オイシエダイニングを選んだ理由

アンケート回答内の、オイシエダイニングを選んだ理由をざっと並べると以下のとおり。

オイシエダイニングを選んだ理由として最も多いのは、健康的な食事が摂りたかったからです。他に、友人の口コミやネットの評判の良さで決めたという方もいました。見た目が一番おいしそうという、直感的な決め方をするケースもあるようですね。

味に関する口コミ

味については、バランスが良く作り込まれた味わいと褒める方がほとんどでした。メニューによっては塩分が濃かったり、味が薄いと感じたりもあるようです。

特に、プレミアムの「仙台名物 高級大切り牛タンの赤ワイン煮」が美味しいとコメントする方が多かったです。もし注文する際は、選んでみてください。

料金に関する口コミ

料金については、弁当自体の味やボリュームに対する価格に妥当性を感じている方が多いものの、送料が高いことで割高感が否めないようです。

ただ、総合的にみてコスパが良い、配送料が高いけどひとり暮らしや夫婦2人暮らしなら問題ないのでは、という声もありました。配送料は関東周りだと900円台ですが、配送拠点の宮崎県から離れるごとに1,000円を超えてしまいます。住んでいる地域によって、コスパの感じ方も変わるでしょう。

良い＆悪い口コミまとめ

味、料金に関する口コミの内容を分析し、「良い口コミ」と「悪い口コミ」にまとめました。

良い口コミ	悪い口コミ
味が本格的で美味しい 鶏肉が柔らかい ソースが作り込まれてる ハンバーグや牛タンが美味しい ボリュームがあり満足 健康的な食事が摂れる	塩分が濃いメニューがあった 割高に感じる 送料が高い

8～9割方味やボリュームを褒める意見でしたが、送料が高い分、料金だけは割高に感じる場合が多いようです。できるだけ送料にお金をかけたくない方は、以下の表も参考にして選んでみてください。

サービス名	1食当たり (③÷食数)	注文料金	②最低送料	③合計 (①＋②)
三ツ星ファーム	538円	6,538円 /14食	990円	7,528円
ワタミの宅食ダイレクト	660円	3,821円 /7食	800円	4,621円
ナッシュ	843円	4,190円 /6食	869円	5,059円
ウェルネスダイニング	904円	5,940円 /7食	385円	6,325円
食宅便	652円	4,173円 /7食	390円	4,563円
わんまいる	1,025円	4,480円 /5食	935円	5,125円
Oisie Dining	918円	4,560円 /6食	946円	5,506円
筋肉食堂デリ	915円	5,543円 /7食	860円	6,403円
サポートミール	969円	6,180円 /7食	600円	6,780円

オイシエダイニングを実食！元料理人が本気レビュー

オイシエダイニングのスタンダードメニューから8食選んで注文しました。

総合評価｜オイシエダイニングはまずい？

オイシエダイニングの個人的評価は『58点/70』です。

58/70点満点

評価項目	評価(10/10)	コメント
味	9/10	冷凍宅配弁当の中でもトップクラスにおいしい。ナッシュが味気なく感じたらおすすめ。
ボリューム	8/10	ご飯がついているので、おかずだけの弁当より満腹感がある。
食材へのこだわり	9/10	輸入野菜も使っているが、質の悪いものは使っていない。
値段	7/10	1食当たり550円から。平均程度だがご飯付きな分割安に感じる。
メニュー数	9/10	メニュー数は常時40種類以上あるとのこと。毎月新メニューが追加され飽きの来ない工夫がなされている。
注文のしやすさ	9/10	注文時の操作もしやすくシンプルな注文方法だったが、初めてだと少しわかりにくかった。
栄養バランス	7/10	管理栄養士監修。野菜が多く摂取でき、糖質や塩分など気になる栄養分が抑えめだったりする。

味の濃さはメニューによっては濃く感じるものの、ほとんどの料理がちょうど良く美味しかったです。べちゃつきやすいブロッコリーやオクラなどはしっかり食感が残っており、冷凍技術の高さがうかがえます。

ご飯付な点もGood。しかし、ご飯の量は茶碗1杯分にも満たず、全体のボリュームとしては腹8分目といった感じです。女性にはちょうど良い一方で、お腹いっぱい食べたい方や、男性にはやや少ない印象もあります。そのため、ボリュームを求める場合は、別途ご飯を用意したり、味噌汁を用意することで満足感を得られるのではないでしょうか。

いずれにしても、1食640円という点を踏まえると、他社では真似できないようなクオリティとボリューム感になっているのが魅力に感じました。

注文のしやすさ・注文方法

注文はおおかたスムーズでしたが、いわゆる「定期注文」というボタンがなかったので少し戸惑いました。注文方法は以下の流れをチェックしてみてください。

なお、今回紹介している注文は、初回総額8,000円クーポンの内の2,000円OFFクーポンを使って購入した買い方です。タイミングによってキャンペーンが異なる場合があります。

支払いはクレジットカードのみだったので、AmazonPayや代引きを利用したい方はGreenSpoon・ワタミの宅食ダイレクトもおすすめです。

オイシエダイニングの冷凍弁当個別レビュー！

ここからオイシエダイニングで注文したそれぞれのメニューを個別でレビューしていきます！メニューは「スタンダード」のカテゴリーから自分で好きそうなものを選択しました。

醤油だれでさっぱりいただくアンコウの洋風天ぷら

カロリー	たんぱく質	糖質
386kcal	14.3g	炭水化物に含まれる
脂質	炭水化物	塩分
20.2g	39.9g	2.7g

大葉と梅の味噌つくね焼

カロリー	たんぱく質	糖質
479kcal	20.2g	炭水化物に含まれる
脂質	炭水化物	塩分
21.7g	53.1g	2.9g

餡かけ染みる鱈のから揚げ

カロリー	たんぱく質	糖質
338kcal	14.4g	炭水化物に含まれる
脂質	炭水化物	塩分
12.2g	42.4g	3.7g

お肉柔らか究極ポークカレー

カロリー	たんぱく質	糖質
327kcal	10.3g	炭水化物に含まれる
脂質	炭水化物	塩分
17.6g	35.4g	2.9g

白身魚としめじの濃厚オイスターマヨネーズ和え

カロリー	たんぱく質	糖質
324kcal	12.8g	炭水化物に含まれる
脂質	炭水化物	塩分
11.8g	42.3g	2.6g

王道ドゥミグラスハンバーグ

カロリー	たんぱく質	糖質
417kcal	17.6g	炭水化物に含まれる
脂質	炭水化物	塩分
21.4g	41.5g	2.4g

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スパイシーな風味引き立つインド風タンドリーチキン

カロリー	たんぱく質	糖質
419kcal	19.9g	炭水化物に含まれる
脂質	炭水化物	塩分
24.5g	33.6g	1.9g

オイシエダイニングを利用してわかったメリット

味のバランスが良く美味しい

実際食べてみて、味のバランスが良く「どのメニューにも外れがなかったな」と感じました。

他社冷凍弁当サービスでは、美味しいメニューもあれば「あれ？」と思うような美味しくないメニューもあったりしてばらつき感が否めなかったですが、オイシエダイニングは全体的にレベルの高いメニューになっていると思います。

ソース類のコク、野菜のシャキッとした食感、メインのボリュームがしっかりあるなど、食べたあとの満足感が高いメリットがあります。

糖質・塩分制限食を手軽に食べられる

オイシエダイニングには糖質30g以下、塩分2.5ｇ以下に制限した「ヘルシー」カテゴリーがあります。

制限食の冷凍弁当は数あれど、美味しいものはなかなか見つけられません。そんな美味しい制限食をレンチンだけで手軽に食べられるのは、ダイエットや食事に気を遣っている方にはうれしいメリットです。

封を開けずに温められる

私が今まで実食した10社以上の解凍方法は「封を2～3cmあけてレンチン」するのが、だいたいの共通項でした。

一方でオイシエダイニングの冷凍弁当は、封を開けずに温められます。封を開けずに温めることで、容器内で蒸気が循環し、温めムラが減らせるようにできています。実際に、どのメニューも温めムラがなく美味しくいただけたことには「なるほどこういうことね」と感心しました。

カテゴリーの枠を越えて注文ができる

オイシエダイニングのメニューカテゴリーはスタンダードからプレミアムまで5つあります。この5つのカテゴリーは、同カテゴリでしか選択できないということはありません。また注文可能な品数も決まっておらず、好きな数を注文できます。

例えば、ご飯付のスタンダードから5品、スープを3品、ヘルシーを5品、プレミアムを3品、という変則的な注文も可能です。

選択画面でアレルギーフィルターをかけられる

メニュー選択画面の使い勝手が良いのもメリットのひとつです。

アレルギーフィルターだけでなく、人気順やボリューム順などのフィルターをかけられ、求めるメニューを検索しやすいようになっています。

メニュー数が豊富で飽きが来にくい

同じサービスを継続していくには種類が豊富であることは必須でしょう。いくら美味しくても同じメニューばかりでは飽きてしまいます。その点、120種類以上のメニューがあるオイシエダイニングは飽きが来にくいです。

また、随時メニューが増え続けているとのことなので、長く続けやすい冷凍宅配弁当サービスといえるのではないでしょうか。

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オイシエダイニングを利用して気づいたデメリットや注意点

関東を離れるにつれ送料が高くなる

ほとんどの冷凍弁当サービスで総量がかかりますが、1,000円を超えると「余計に高くなるな」という印象です。

オイシエダイニングの大きなデメリットとしては、送料の高さがあげられます。私は福岡在住なので、今回の注文の際、送料が1,480円かかってしまいました。

お弁当自体の値段が安くても、送料が高ければ1食当たりの値段が高くつきます。関東各地、信越、北陸、東海にお住まいの方は1,000円以内におさまりますので、あまり気にせず検討してみるといいです。

ご飯の量が物足りなく感じる

オイシエダイニングのスタンダードやプレミアムのメニューはご飯付ですが、通常のご飯1杯の3分の2程度の量です。肉体労働など体を動かす仕事、よく食べる方などには物足りないと感じるでしょう。

料が足りないと感じそうなら、ご飯を追加で用意するか、味噌汁などもう1品プラスするとちょうど良いボリュームになります。

容器がプラスチックなのでエコではない

近年はエコやSDGsに取り組む企業も増えています。冷凍弁当サービスでは、容器を再利用可能な素材にすることが多いです。一方で、オイシエダイニングの容器はプラスチックなので再利用できません。

背景としては、再利用可能な素材はコストが高くなり販売価格引き上げに繋がってしまうというところがあります。

アレルギー対応が完全ではない

オイシエダイニングのアレルギー対応は完全ではありません。公式サイトのよくある質問には以下のような回答があります。

Oisie Diningの商品はアレルギーに完全対応はしておりません。 全商品を同ラインで製造しているため、該当の食材を確実に排除できるものではございません。アレルギーによって重篤な症状が出る方は、ご利用をお控えください。
引用元：Oisie Dining

万が一のためにも、アレルギー症状のある方は使用を控えることをおすすめします。

残念なことに、現在では製造上の都合で、完全アレルギー対応の冷凍弁当サービスはほぼありません。

継続による割引やポイント制度がない

ナッシュには継続につれて安くなる「nosh club」、三ツ星ファームには継続につれて、それに応じたクーポンやプレゼントがあるため、継続することに対してメリットを感じやすいです。

一方でオイシエダイニングには会員ランク制度がありません。代わりにLINE登録をしておくことで定期的に割引クーポンが配布されることがあります。

オイシエダイニングの料金プラン：「おまかせ」か「自分で選ぶ」か

冷凍宅配弁当サービスは「8食プラン/10食プラン/」、または「三菜セット5食プラン」のようなプラン構成になっていることがほとんどです。

一方で、オイシエダイニングの料金プランは特に定まっていません。4,500円以上になるように好きなメニューを選ぶ注文スタイルです。

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おまかせで選んでもらうことも可能

メニューの選び方は自分で選ぶことができますが、おまかせで選んでもらうことも可能です。

「おまかせセレクト」では、優先ポイントとアレルギー食品を選ぶだけで、人気のメニューを厳選して選んでくれるので便利です。「じぶんでチョイス」では、その名の通りすべてのメニューを自分で選択できます。

オイシエダイニングをお得に購入するには？

オイシエダイニングでは、初回登録者限定で割引クーポンを配布することがあります。以下の記事で随時更新中です。

また、すでに登録済みの場合でも、LINEお友達登録をしておくことで、定期的にクーポンが配布されることも。過去には30%OFFクーポンが配布されたことがあり、オイシエダイニングの利用継続を考えている方はお友達登録を忘れずにおこないましょう。

オイシエダイニングはこんな人におすすめできる！

オイシエダイニングを実際に食べてみて、おすすめできると思ったタイプの方は以下のとおり。

特に送料が1,000円を上回る地域に住んでいる方は、総費用が高くなるため注意が必要だと思います。一方で「味重視だ」「美味しい弁当が良い！」という方は、あまり値段を気にせず注文してみてください。

また、ご飯付きという点に大きなメリットを感じるならオイシエダイニングはかなりおすすめです。

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制限食やダイエットを目的としている方は、同じ糖質30g以下、塩分2.5g以下のナッシュも検討してみてください。

オイシエダイニングでよくある質問