発芽玄米と玄米の炊き方の違いは?圧力鍋や炊飯器での炊き方と美味しく炊くコツ

発芽玄米 玄米 炊き方 違い

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この記事では、発芽玄米と玄米の炊き方の違いを分かりやすく紹介しています。

圧力鍋や炊飯器でのそれぞれの炊き方もステップ式でまとめていますのでご覧くださいね。

この記事の結論

発芽玄米と玄米の炊き方の工程自体は大きく変わりません。玄米の方が発芽玄米より浸水時間や炊飯時間が長く、水の量が多いのが大きな違いです。時間と手間の節約をしたいなら、白米と同じ感覚で炊くことができる、発芽玄米がおすすめです。

ライターのプロフィール
ゆいこ yuico

ゆいこ
女性/エシカルコンシェルジュ/ライター


10代後半から玄米食を実践。現在、体に優しい食について学び、資格取得に向け勉強中。「私らしくサスティナブルな暮らし」を楽しむ2児の母。エシカルコンシェルジュ取得。

目次

発芽玄米と玄米の炊き方の違い

発芽玄米と玄米の炊き方の違いは、浸水時間や水加減、炊飯時間です。
それぞれの炊き方を正しく知って調理することで、栄養を損なわず美味しく炊き上げることができますよ。

比較項目玄米発芽玄米
浸水時間最低5~6時間
(夏場:4~6時間,冬場8~12時間)
30分~1時間
水加減玄米の1.5倍の水分量発芽玄米の1.2~1.5倍の水分量
炊飯時間圧力鍋:30分
炊飯器:90分
土鍋:50分
圧力鍋:20分
炊飯器:60分
土鍋:40分

玄米は外皮が硬いため、炊く前に十分な浸水が必要である一方で、発芽玄米は発芽によって柔らかくなっているため、浸水時間は白米と変わりません。

玄米の外皮の硬さは、水加減や炊飯時間にも影響を与えています。

発芽玄米を炊く方法

発芽玄米は、通常の炊飯器の「白米モード」でも炊くことができます。
昨今、流行している「発芽玄米炊飯器」を使うとより美味しく発芽玄米を楽しむことができておすすめです。

「玄米」をお釜に入れてボタンを押すだけで、発芽から炊飯までを自動でおこなってくれます。
発芽したての新鮮な玄米を食べてみたい方は【発芽玄米が簡単に炊ける炊飯器おすすめ4選を徹底比較!】をご覧ください。

炊飯器で炊く方法

STEP
発芽玄米を洗って浸水させる

洗った発芽玄米をたっぷりの水に30分~1時間ほど浸けます。

STEP
炊飯器にセットして炊く

内釜の「玄米」のメモリより1.2ミリほど少なく水を入れます。

炊飯器の白米モードを選択し、炊飯をおこないます。

STEP
蒸らして完成

炊き上がったあとに10分ほど蒸らして完成です。

圧力鍋で炊く方法

STEP
発芽玄米を洗って浸水させる

洗った発芽玄米をたっぷりの水に30分~1時間ほど浸けます。

STEP
圧力鍋に発芽玄米と水を入れる

圧力鍋の中に、洗った発芽玄米と、発芽玄米の1.2~1.5倍の水を入れて強火にかける。

STEP
加圧15~20分で火を止める

圧力鍋からシュッシュと大きく音が鳴り始めたら弱火で15~20分待つ。

STEP
自然放置で蒸らして完成

圧力が抜けるまでの放置時間で蒸らしの工程が済みます。

完成です。

玄米を炊く方法

次に、炊飯器や圧力鍋を使った玄米を炊く方法をご紹介します。

前述の発芽玄米の炊き方から、さらに浸水時間や炊飯時間が長くなるだけで大まかな工程は変わりません。

炊飯器で炊く方法

STEP
玄米を洗って浸水させる

洗った玄米をたっぷりの水に5~6時間ほど浸けます。

夏場は4~6時間、冬場は8~12時間と、季節で変えることも頭に入れておきましょう。

STEP
炊飯器にセットして炊く

炊飯器の内釜の「玄米」のメモリ通りに水を入れます。

「玄米モード」を選んで炊飯ボタンを押しましょう。

STEP
蒸らして完成

炊き上がったあとに10分ほど蒸らして完成です。

圧力鍋で炊く方法

STEP
玄米を洗って浸水させる

洗った玄米をたっぷりの水に5~6時間ほど浸けます。

夏場は4~6時間、冬場は8~12時間と、季節で変えなければならないのは、圧力鍋で炊く場合も同じです。

STEP
圧力鍋に玄米と水を入れる

圧力鍋の中に、洗った発芽玄米と発芽玄米の1.5倍の水を入れて強火にかける。

STEP
加圧20~25分で火を止める

圧力鍋からシュッシュと大きく音が鳴り始めたら弱火で20~25分待つ。

STEP
自然放置で蒸らして完成

圧力が抜けるまでの間に蒸らしの工程は済んでいます。

発芽玄米と玄米を美味しく炊くコツ

玄米に特化した炊飯器を選ぶ

発芽玄米や玄米を美味しく炊くためには、圧力炊飯器玄米専用モードが充実した炊飯器が便利です。

美味しく炊くための圧力と温度をコントロールするので、ふっくらとした食感に仕上げてくれます。

私が実際に愛用しているライカベル炊飯器でつくる玄米ご飯は絶品で、毎日同じクオリティーで炊き上げてくれるのでおすすめです。

白米や雑穀米はもちろん、玄米おかゆもボタンひとつで炊いてくれますよ。

浸水時間や水加減を守る

浸水させる時間や炊く際の水分量は、ごはんの炊き上がりに大きく影響するので守りましょう。

とくに発芽玄米や玄米は白米よりも硬めなので、浸水時間や水加減を守らないと美味しく食べることができません。

塩をひとつまみ入れる

玄米や発芽玄米を炊く際に、塩を少量(ひとつまみ)加えることで、お米の自然な甘さをより引き立てることができます。

まとめ

発芽玄米と玄米は外皮の硬さが違うため、それぞれに合った浸水時間や水加減、炊飯時間が必要です。

発芽玄米は短時間で炊き上がり、栄養価の高さやふっくらとした食感が特徴です。
一方で、玄米はしっかりと噛み応えがあり、満腹感も高いため、時間をかけて丁寧に炊く価値があります。

どちらも健康に良い食品なので、圧力鍋や炊飯器を使い分けて、日々の食事に取り入れてみてください。

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10代後半から玄米食を実践。現在、体に優しい食について学び、資格取得に向け勉強中。「私らしくサスティナブルな暮らし」を楽しむ2児の母。エシカルコンシェルジュ取得。

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