専門家が選ぶリカバリーウェアおすすめ16選 詳細を見る

休職するほどではない?仕事はできるけどつらいときの判断ポイント

休職するほどではない?仕事はできるけどつらいときの判断ポイント

本ページには広告が含まれています。取扱製品への評価方法はコンテンツポリシーに記載しています。

仕事には行けている。でも、毎朝つらい。帰宅すると何もする気になれず、休日は寝て終わる。

そんな状態でも、「まだ出勤できているから、休職するほどではない」と思っていませんか。

休職が必要かどうかは、「会社に行けるか」だけでは判断できません。仕事を続けるために、睡眠や食事、家事、休日の時間まで削っていないかも見てみることが大切です。

そして、今すぐ「休職する・しない」を決めなくても構いません。「このまま働き続けて大丈夫なのか」を、医師や産業医などに相談する段階でも大丈夫です。

この記事のリサーチ担当
高橋美緒 うちライフ編集部 メンタルヘルス

高橋 美緒
うちライフ編集部
メンタルヘルス/心理支援分野担当


心理支援・ストレス対処・受診行動を中心に、メンタルヘルス分野の記事を執筆。臨床心理学や行動科学の考え方も参考にしながら、日常の「しんどさ」を言葉にし、次の行動につながる情報をわかりやすく届けています。

目次

休職するほどではない?まず見るのは「出勤できるか」だけではない

休職するほどではない?まず見るのは「出勤できるか」だけではない

仕事に行けていると、自分でも「まだ大丈夫」と思いやすくなります。

周りから見ても、普通に働けているように見えるかもしれません。

でも、こんな状態が続いているなら、出勤できていることだけで判断しない方がよいでしょう。

  • 朝になると「今日だけ休みたい」と毎日のように思う
  • 仕事中に集中できず、ミスや物忘れが増えた
  • 帰宅すると何もする気になれない
  • 食事や入浴まで面倒に感じる
  • 休日はほとんど寝て終わる
  • 仕事のことを考えると眠れない
  • 以前楽しめていたことをする余裕がない

いくつ当てはまったら休職、という基準ではありません。

ただ、以前にはなかった変化が続いているなら、「まだ働けるから大丈夫」と決めつけず、一度立ち止まって考えるきっかけにはなります。

編集部コメント
高橋美緒 うちライフ編集部 メンタルヘルス

高橋 美緒
うちライフ編集部
メンタルヘルス/心理支援分野担当


「会社に行けたから今日も大丈夫だった」と思っていても、その1日を乗り切るためにかなり無理をしていることがあります。仕事のあとに何が残っているかも、今の状態を見る手がかりになります。

「まだ働けるから大丈夫」と思いやすいのは自然なこと

「自分より大変な人はいる」「本当に休職する人は、会社にも行けないはず」と考えてしまうことがあります。

そうすると、自分のつらさを小さく見積もりやすくなります。

だから、比べるなら他人ではなく以前の自分です。

以前は仕事帰りに買い物をして、夕食を作って、お風呂にも入れていた。
今は帰宅するとソファから動けず、そのまま寝てしまう。

この場合、「出勤できている」という一点だけを見ると、大きな変化はないように見えます。

でも実際には、仕事を続けるために、仕事以外の生活を削って何とか帳尻を合わせているのかもしれません。

仕事中は緊張感や責任感で動けても、家に帰った途端に糸が切れたように何もできなくなることもあります。

「働けているか」だけではなく、「働くためにどこまで無理をしているか」も見てみてください。

休職を考えるときは、3つの変化を見る

休職を考えるときは、3つの変化

休職するほどなのか迷ったときは、仕事・生活・心身の3つに分けると、自分の状態を見やすくなります。

仕事の変化

集中できない、判断に時間がかかる、ミスが増えた、朝になると会社へ行くのが強くつらくなる。

以前なら問題なくできていた仕事に、かなり力を使うようになっていないかを見てみます。

生活の変化

帰宅後に何もできない、食事や入浴が面倒、休日は回復するだけで終わる。

仕事以外の時間がほとんど「次の日に働くための回復」に使われているなら、それも見過ごしたくない変化です。

心や体の変化

眠れない、寝ても疲れが取れない、動悸や吐き気がある、理由もなく涙が出る、好きだったことにも気持ちが向かない。

こうした変化が続いている場合は、「自分が弱いだけ」と片づけず、今の状態を誰かに相談してみることも考えてみてください。

「働き続ける・休職する」の二択で考えなくていい

つらいときほど、「このまま働く」か「休職する」かの二択になりやすいものです。

でも、その間にもできることがあります。

  • まず1日だけ休んでみる
  • 残業や業務量について相談する
  • 勤務先の産業医や相談窓口を利用する
  • 心療内科・精神科で今の状態を相談する

「休職するほどではないから、何もしない」ではなく、休職するか決める前に相談するという選択肢もあります。

今できそうなものを1つだけ選んでみてください。

明日1日休めないか考える。
勤務先の相談窓口を確認する。
心療内科の予約状況だけ見てみる。

この時点で、休職を決める必要はありません。

編集部コメント
高橋美緒 うちライフ編集部 メンタルヘルス

高橋 美緒
うちライフ編集部
メンタルヘルス/心理支援分野担当


休職を考えると、「そこまで大げさにしていいのかな」と迷う人もいます。でも、相談は休職を決めるためだけのものではありません。「今の働き方を続けても大丈夫か」を確認するために使ってもいいんです。

休職を決める前に、心療内科や産業医へ相談していい

「相談したら、そのまま休職を勧められそう」と思うと、それも動きにくくなる理由になります。

でも、相談するときに、自分の中で答えが出ている必要はありません。

たとえば、こんなふうに伝えられます。

「仕事には行けています。でも帰宅すると何もできず、休日もほとんど寝ています。このまま働き続けて大丈夫なのか相談したいです」

これだけでも、今の状態は十分伝わります。

「そもそも自分は心療内科へ行くほどなのかわからない」と迷っている人は、心療内科に行くほどではない?仕事・睡眠・集中力のつらさが続くときに考えたいことも参考にしてください。

心療内科に相談したら、休職することになる?

相談しただけで、自動的に休職が決まるわけではありません。

医師は、症状や経過、仕事や生活への影響などを確認しながら、休養が必要か、治療を続けながら働けそうかなどを考えます。

だから、「まだ休職する覚悟はないから受診できない」と考えなくても大丈夫です。

休職が必要なのかを含めて、一緒に考えてもらう。それくらいの気持ちで相談して構いません。

編集部コメント
高橋美緒 うちライフ編集部 メンタルヘルス

高橋 美緒
うちライフ編集部
メンタルヘルス/心理支援分野担当


「自分よりつらい人がいるから」と比べなくて大丈夫です。比べるなら、半年前や数か月前の自分。前は普通にできていたことが、今はかなりしんどい。その変化だけでも相談する理由になります。

心療内科へ行く気力まで残っていないときは

「相談した方がいいのはわかった。でも、病院を探したり予約したりするところまで気力がない」ということもあると思います。

その場合は、受診まで一気に進めなくても構いません。

心療内科を1つ見る。Web予約できるか確認する。空き枠だけ見る。

そのくらいまで小さく分けても大丈夫です。

予約や通院そのものが負担になっている人は、心療内科に行く気力がない|予約や通院までしんどいときはどうする?も参考にしてください。

まとめ|「休職するほどか」を一人で決めなくていい

仕事に行けていると、「自分はまだ休職するほどではない」と考えやすくなります。

でも、出勤できているかだけでなく、仕事を続けるために何を削っているかも見てみてください。

帰宅すると何もできない。休日は回復するだけで終わる。以前より集中できない。眠れない。

そんな変化が続いているなら、「休職するほどか」を自分だけで決めてから相談する必要はありません。

まずは「このまま働き続けて大丈夫なのか」と相談するところからで構いません。1日休む、勤務先の相談先を確認する、心療内科を1つ見る。今できそうなことを一つだけ選んでみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

心理支援・ストレス対処・受診行動を中心に、メンタルヘルス分野の記事を執筆。臨床心理学や行動科学の考え方も参考にしながら、日常の「しんどさ」を言葉にし、次の行動につながる情報をわかりやすく届けています。

コメント

コメントする

目次