つらいのに、誰にも話せない。そんなときは、何をすればいいのかわからなくなることがあります。
- 家族には心配をかけたくない
- 友人には重いと思われそう
- 職場の人には知られたくない
でも、相談相手は身近な人だけではありません。匿名の相談窓口や専門家、医療機関など、知っている人には話しにくいときに使える場所もあります。
ここでは、「誰にも相談できない」と感じているときに取れる方法を、できるだけ負担の少ない順に紹介します。
辛い時に相談相手がいないとき、まずどうすればいい?
すぐに誰かへ全部話そうとしなくても大丈夫です。まずは、今つらいことを外に出す方法をひとつ作ってみてください。
「相談しないと」と思うと、それだけでハードルが上がることがあります。そんなときは、次のような小さなことからでも構いません。
- スマホのメモに今の気持ちを書く
- 「最近ちょっとしんどい」とだけ誰かに伝える
- 匿名の電話・SNS相談を使う
- 会社の相談窓口や産業医を利用する
- 専門家や医師に話してみる
悩みを最初から順番に説明する必要もありません。
厚生労働省も、相談するときは悩みを全部話さなくてもよく、話せるところから伝えてよいと案内しています。
家族や友人に話せないのはおかしいことではない
近い相手だからこそ、話しにくいこともあります。
「心配をかけたくない」「否定されたら嫌だ」「自分でも何に悩んでいるのかわからない」。そんな気持ちがあると、親しい人ほど相談しづらくなることがあります。
無理に家族や友人を相談相手に選ぶ必要はありません。
- 自治体の相談窓口
- 精神保健福祉センター
- 電話・SNSの相談窓口
- 会社の産業医・社内相談窓口
- カウンセラー
- 心療内科・精神科
「知っている人には言えないけれど、知らない人になら話せる」という人もいます。
相談先との距離があることで、かえって話しやすくなることもあります。
誰にも相談できないときに使える公的な窓口
「どこに相談すればいいかわからない」という段階でも、公的な相談窓口を利用できます。
厚生労働省では、悩みの内容や相談方法に応じて、電話・SNS・地域の相談先を探せるページを案内しています。
- こころの健康相談統一ダイヤル:0570-064-556
- 「まもろうよ こころ」:電話・SNSなど複数の相談先を確認できる
- 支援情報検索サイト:悩み・地域・相談方法から窓口を探せる
こころの健康相談統一ダイヤルは、電話をかけた地域の公的な相談機関につながります。対応時間は地域によって異なります。
電話で話すのが苦手なら、LINEやチャットなどのSNS相談から始める方法もあります。
「相談するほどではない」と思っていても、つらさが続くなら話していい
人に相談できない状態が続くと、「これくらいで相談するのは大げさかな」と考えてしまうことがあります。
ただ、相談するかどうかを決めるのに、病名がついている必要はありません。
たとえば、こんな変化が続いているなら、専門家に話してみるきっかけにしてもよいと思います。
- 眠れない、または寝すぎる日が続いている
- 食欲が大きく変わった
- 仕事や家事に集中できない
- 以前楽しめていたことを楽しめない
- 朝になると強い不安やつらさを感じる
- 何週間も気分が晴れない
- 生活や仕事に影響が出始めている
睡眠や食欲、集中力などは、こころの状態を考えるときの手がかりになります。厚生労働省も、精神科を受診する際には、つらさだけでなく睡眠や食欲なども大切な情報になると案内しています。
「まだ普通に生活できているから」と我慢し続ける必要はありません。心療内科を受診するか迷っている人は、こちらの記事も参考にしてください。
→ 心療内科に行くほどではない?仕事・睡眠・集中力のつらさが続くときに考えたいこと
知っている人に話せないなら、専門家に話す方法もある
家族や友人には話しにくくても、医師やカウンセラーなら話せるという人もいます。
専門家に相談するからといって、必ず治療や薬が必要になるわけではありません。今困っていることや、睡眠・仕事・生活の変化を話したうえで、その先を考えていくことになります。
対面の心療内科・精神科だけでなく、現在はオンラインで医師の診察を受ける方法もあります。外へ出るのがしんどい、近くで予約が取れない、人と会うのを負担に感じる場合は、選択肢のひとつになります。
オンライン診療なら自宅から相談できる
オンライン診療は、スマートフォンなどを使い、自宅から医師の診察を受ける方法です。
ただし、対面診療とまったく同じではありません。採血や触診などオンラインではできないこともあり、医師が必要と判断した場合は対面診療へ切り替わります。
オンライン心療内科を比べたい人は、こちらで保険診療・料金・診療時間などをまとめています。
→ オンライン心療内科・精神科5院を比較|保険適用・料金・診療時間で選ぶ
エニキュアなら当日・夜間にも相談しやすい
オンライン心療内科のひとつに「エニキュア」があります。
エニキュアは、スマートフォンから心療内科・精神科の診察を受けられるサービスで、朝8時から24時まで、土日祝日も診療しています。空きがあれば初診でも当日受診が可能です。
「誰かに相談したいけれど、対面の病院へ行くのは少しハードルが高い」という人には、こうした方法もあります。
ただし、オンラインではできない検査があり、薬や診断書も必ず処方・発行されるわけではありません。受診するか迷う場合は、サービス内容を先に確認しておくと安心です。
エニキュアについては、利用者の声や注意点を別の記事で詳しくまとめています。
→ エニキュア(Anycure)の口コミ・評判は悪い?怪しいといわれる理由と向いている人
料金が気になる人はこちらも参考にしてください。
→ エニキュアの料金は高い?初診・再診の総額と薬代・診断書・キャンセル料

「消えたい」「自分を傷つけそう」と感じるときは一人で抱えないで
自分の安全を保つのが難しいほどつらいときは、この記事を読み続けることより、すぐに人や相談機関につながることを優先してください。
厚生労働省の「まもろうよ こころ」では、電話やSNSなど、そのとき使いやすい相談先を確認できます。
- こころの健康相談統一ダイヤル:0570-064-556
- 厚生労働省「まもろうよ こころ」:電話・SNSなどの相談先を掲載
今すぐ危険がある場合や、自分を傷つける可能性が高い場合は、119番や最寄りの救急医療機関への連絡も考えてください。
まとめ|相談相手は家族や友人だけではない
つらいときに相談相手がいないと、「自分でなんとかするしかない」と思ってしまうことがあります。
でも、相談できる相手は身近な人だけではありません。
- 匿名の電話・SNS相談
- 自治体や職場の相談窓口
- カウンセラー
- 心療内科・精神科
- オンライン診療
全部を一度に話す必要もありません。
「最近ちょっとしんどい」「眠れない日が続いている」と、今話せるところからで十分です。
身近な人に話しにくいなら、少し距離のある第三者を頼る方法もあります。自分にとって話しやすい場所をひとつ見つけてみてください。



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