本当に美味しいアッサム紅茶のおすすめは？初心者～通まで満足の５選【選び方・飲み方も解説】

濃厚なコクと豊かな香りで、紅茶好きから高く評価されている「アッサム紅茶」。特にミルクティーやチャイとの相性が抜群で、「一度飲んだらやみつきになる」という声も少なくありません。でも、茶葉の種類や製法によって風味は大きく異なり、初心者にとっては「どれを選べばいいの？」と迷ってしまうことも。

この記事では、初心者でも選びやすい入門タイプから、紅茶通をうならせる本格派まで「本当に美味しいアッサム紅茶」を厳選して5つご紹介します。さらに、選び方や美味しい飲み方のコツまで徹底解説。あなたにぴったりの一杯がきっと見つかります。

本当に美味しいアッサム紅茶とは？

アッサム紅茶とは、インド北東部のアッサム地方で栽培されている紅茶で、世界三大紅茶のひとつに数えられています。広大な平地と熱帯性気候に育まれた茶葉は、濃厚で力強い味わいと芳醇な香りが特徴。特に「コクのある紅茶を探している」「ミルクティーを美味しく飲みたい」という人に選ばれている定番紅茶です。

アッサム紅茶にはCTC製法とオーソドックス製法（リーフタイプ）があり、使い方や風味の違いも楽しみの一つ。しっかりとした風味の中にもほんのりと甘みがあり、初心者でも飲みやすく、紅茶好きにはたまらない深みもある──それがアッサム紅茶の魅力です。

アッサム紅茶の基本情報と味の特徴

アッサム紅茶の最大の魅力は、「濃厚なコク」と「まろやかな甘み」が調和した味わいにあります。水色（すいしょく）は深い赤褐色で、香りは麦芽や黒糖のようにリッチ。強く抽出しても渋みが出にくいため、ミルクを加えても風味が損なわれません。

また、収穫時期によっても味が異なり、特に「セカンドフラッシュ（5〜6月）」は甘み・香り・コクのバランスが良く、“美味しいアッサム紅茶”として世界的にも高い評価を受けています。

ミルクティーとの相性が抜群な理由

アッサム紅茶がミルクティーやチャイに最適な理由は、その“強さ”にあります。茶葉自体が力強く、ミルクの甘みやスパイスの刺激に負けない風味をもっているため、ミルクを加えることでより深みのある味に変化。特にCTC製法のアッサム紅茶は短時間で濃く抽出でき、チャイのベースとしても重宝されています。

CTC製法とは、「Crush（潰す）」「Tear（引き裂く）」「Curl（丸める）」の略で、茶葉を細かく加工する製法です。短時間で濃く抽出できるため、ミルクティー向けの紅茶（特にアッサム）によく使われるのが特徴です。

また、ミルクティーにすると、アッサム特有の甘みが引き立ち、まるでキャラメルのようなコクが生まれることも。寒い季節にはホットで、夏場はアイスミルクティーで楽しむのもおすすめです。

アッサム紅茶の選び方｜初心者でも失敗しない3つのポイント

アッサム紅茶は種類や製法の違いによって、風味や飲み方の相性が大きく変わります。「紅茶は好きだけど、アッサムはよくわからない」という方も多いのではないでしょうか。

ここでは、初心者の方でも迷わず選べるように、アッサム紅茶を選ぶ際に押さえておきたい3つのポイントをわかりやすく解説します。自分の好みや飲み方に合った一杯を見つけるための参考にしてください。

CTC製法かリーフティーかを選ぶ

まずチェックしたいのが「製法の違い」です。アッサム紅茶には主に以下の2種類があります。

製法	特徴	向いている人・用途
CTC製法	茶葉を細かく丸めて強い味を引き出す。 短時間で濃く抽出できる。	ミルクティー・チャイ向け ／毎日手軽に飲みたい方
リーフティー（オーソドックス製法）	茶葉の形が残っており、香りや風味が繊細。	ストレートで飲みたい方 ／香り重視の紅茶好き

手軽に濃い紅茶を楽しみたいならCTC、香りの広がりを楽しみたいならリーフタイプを選ぶのがおすすめです。

セカンドフラッシュかファーストフラッシュか

アッサム紅茶は収穫時期によって風味が変わります。特に注目したいのは以下の2つ。

「アッサムらしいコクを味わいたい」という方には、セカンドフラッシュがおすすめです。

使用シーンで選ぶ（毎日／ギフト／チャイ用など）

紅茶を選ぶときは「どんな場面で飲みたいか」をイメージしておくのも大切です。

用途に合った茶葉を選ぶことで、アッサム紅茶の魅力を最大限に楽しめます。

本当に美味しいアッサム紅茶のおすすめ5選

アッサム紅茶は、豊かな香りと濃厚なコクで、ミルクティーやチャイとの相性が抜群な定番紅茶です。とはいえ、市場には数多くの商品があり、どれを選べば“本当に美味しい”のか迷ってしまうことも。

ここでは、紅茶初心者からこだわり派まで満足できるよう、口コミ評価や実際の風味、使いやすさをもとに厳選したおすすめのアッサム紅茶5選をご紹介します。ご自宅でのティータイムが一段と豊かになる一杯がきっと見つかるはずです。

商品名	タイプ	内容量	原産地	有機認証	飲み方の相性	香りの特徴	味の特徴	香り評価	味評価	コスパ評価	価格目安
SPICE MARKET アッサムCTC	CTC茶葉	1kg	インド・アッサム	なし	ミルク／チャイ ◎	甘く深い香り／やや軽め	コクが強く濃厚	★★★★☆	★★★★★	★★★★★	約3,200円
Grace of Nature 有機 アッサムCTC	CTC茶葉	約200g（1袋）	インド・アッサム	有機JAS認証	ミルク／チャイ ◎／ストレート △	自然で力強い香り	濃厚／抽出効率高い	★★★★★	★★★★☆	★★★★☆	約1,450円
アメ横大津屋 アッサムCTC	CTC茶葉	200g	インド・アッサム	なし	ミルク／チャイ ◎／ストレート ◯	色・香りしっかり／スパイス向き	コクは軽め／すっきり飲みやすい	★★★★☆	★★★★☆	★★★★★	約1,458円
成城石井 アッサム	リーフ茶葉	130g	インド・アッサム	なし	ミルク ◯／ストレート ◎	控えめ／熟成で変化あり	まろやかで柔らか／渋み少	★★★☆☆	★★★★☆	★★★★★	約961円
ホワイトノーブル アッサム	リーフ茶葉	225g	インド・アッサム	なし	ミルク／ストレート ◎	香ばしく飛びやすい／保存注意	バランス良／コクと香り◎	★★★★☆	★★★★☆	★★★★★	約2,500円

SPICE MARKET アッサムCTC

商品名	SPICE MARKET アッサムCTC
タイプ	CTC茶葉（粒状）
内容量	1kg
原産地	インド・アッサム地方
有機・無添加	無添加（有機JAS認証なし）
飲み方の相性	ミルクティー／チャイに最適
香りの特徴	深みあり／やや軽めと感じる人も
味の特徴	コク深く濃厚／抽出力が強い
価格目安	約3,200円（税込／1kg）※g単価約3.2円
香りの満足度	★★★★☆ （深みはあるが意見が分かれる）
味の満足度	★★★★★ （ミルクティー用として高評価）
コスパ・使いやすさ	★★★★★ （毎日飲める／リピート多数）

濃厚ミルクティーに極上のコクを！

SPICE MARKETのアッサムCTCは、濃厚で深みのある味わいが魅力の本格派紅茶。1kgの大容量で毎日たっぷり楽しめるうえ、ミルクとの相性も抜群。香港式ミルクティーやチャイにもぴったりで、強い抽出力によってコクのある一杯に仕上がります。

香りはやや軽めに感じる声もありますが、ミルクティー専用としての満足度は高く、リピート率も上々。日常使いにぴったりな高コスパ商品です。

Grace of Nature 有機 アッサムCTC

商品名	Grace of Nature 有機 アッサムCTC
タイプ	CTC茶葉（ルーズリーフ）
内容量	250g
原産地	インド・アッサム地方
有機・無添加	有機JAS認証／農薬・化学肥料不使用／ISO22000認証工場製造
フラッシュ情報	記載なし
飲み方の相性	ミルクティー／チャイ（◎）／ストレート（△）
香りの特徴	力強くスパイシー／自然な香り／細かいため拡散力◎
味の特徴	コクが深く濃厚／抽出力が非常に高い／ストレートではやや淡め
価格目安	約1,458円（税込）
香りの満足度	★★★★★ （期待以上とのレビューあり）
味の満足度	★★★★☆ （ミルクティー向けに高評価）
コスパ・使いやすさ	★★★★☆ （オーガニックでこの価格は◎／後処理やや手間）

有機JASの本格CTC！チャイで極まる香りとコク

Grace of Natureの有機アッサムCTCは、インド・アッサム産の有機茶葉をCTC製法で仕上げた、香り豊かな本格紅茶。ミルクティーやチャイとの相性が非常に良く、濃厚で深みのある味わいが楽しめます。

有機JAS認定かつISO22000認証工場で製造されており、安全性と品質も抜群。茶葉が細かく抽出力が高いため、短時間でしっかり色・香りが出るのも魅力。毎日の一杯に安心を求める方におすすめです。

アメ横大津屋 アッサムCTC

商品名	アメ横大津屋 アッサムCTC
タイプ	CTC茶葉（ルーズリーフ）
内容量	200g
原産地	インド・アッサム地方
有機・無添加	記載なし
飲み方の相性	ミルクティー／チャイ／ストレート（調整必要）
香りの特徴	色・香りともにしっかり出る／スパイスとの相性◎
味の特徴	濃い水色／すっきりと飲みやすく渋み少なめ／コクや深みは軽め
価格目安	約1,458円（税込）
香りの満足度	★★★★☆ （しっかり香るがやや個人差あり）
味の満足度	★★★★☆ （濃いがすっきり／パンチあり）
コスパ・使いやすさ	★★★★★ （普段使い・チャイ向き・茶葉多め使用でも惜しくない）

コスパ抜群！香る濃厚チャイに最適！

アメ横大津屋のアッサムCTCは、濃く抽出できて香りもよく立ち上る、チャイやミルクティーにぴったりの茶葉。すっきり飲みやすい仕上がりで、渋みが少なく毎日気軽に楽しめるのが魅力です。

スパイスとの相性も抜群で、色味も鮮やか。価格も手頃で茶葉を惜しみなく使えるため、日常使いのコスパ重視派にも高評価。アッサムらしい風味が冷めるほどに立ち上がるのも印象的です。

成城石井 アッサム

商品名	成城石井 アッサム
タイプ	リーフ（オーソドックス製法）
内容量	130g
原産地	インド・アッサム地方
有機・無添加	記載なし（無添加）
フラッシュ情報	記載なし（推定セカンド）
飲み方の相性	ミルクティー／ストレート／チャイ（補完的）
香りの特徴	やや控えめ／個人差あり／空気で熟成すると変化ありとの声
味の特徴	渋み・苦味が控えめ／柔らかい口当たり／ミルクとの相性良好
価格目安	約1,100円（税込前後／130g）※g単価約8.4円
香りの満足度	★★★☆☆ （レビューでは賛否あり）
味の満足度	★★★★☆ （まろやか・飲みやすい）
コスパ・使いやすさ	★★★★★ （リピーター多くコスパ高評価）

柔らかく飲みやすい大人のアッサム紅茶

成城石井のアッサムは、インド産の茶葉を使用したコクのあるリーフティー。渋みや苦みが少なく、まろやかな味わいが特徴で、ストレートでもミルクティーでも楽しめる万能タイプです。

130g入りで保存しやすいチャック付き袋も便利。香りに対する好みは分かれるものの、飲みやすさとコスパの良さからリピーターも多い定番アッサム。紅茶ビギナーから日常使いの方まで幅広く支持されています。

ホワイトノーブル アッサム

商品名	ホワイトノーブル アッサム
タイプ	リーフ（ルーズリーフ）
内容量	225g
原産地	インド・アッサム地方（ブラマプトラ川流域）
有機・無添加	記載なし
飲み方の相性	ロイヤルミルクティー／ストレート／パンやお菓子とのペアリング向き
香りの特徴	豊かな香り／やや飛びやすい（保存に注意）
味の特徴	香ばしくまろやか／渋み控えめ／コク・色・香りのバランスが良い
価格目安	約2,884円（税込）
香りの満足度	★★★★☆ （香りは良いが保存に注意との声）
味の満足度	★★★★☆ （ストレートでもミルクでも◎）
コスパ・使いやすさ	★★★★★ （大容量で毎日使える）

香ばしさとコクで広がる毎日のティータイム

ホワイトノーブルのアッサムは、ブラマプトラ川流域で育った茶葉を使った、豊かな香りとまろやかなコクが魅力の紅茶です。ミルクティーにしても香ばしさが残り、バター系の洋菓子やトーストと合わせても絶妙の相性。ストレートで飲んでもしっかり味が立ち、日常使いにもおすすめです。

225gの大容量タイプでコスパも良く、ジッパー付きのパッケージで保管も簡単。朝食や午後のひとときにぴったりの一杯です。

アッサム紅茶をもっと美味しく飲むコツ

アッサム紅茶の魅力を最大限に引き出すには、茶葉の特徴に合った淹れ方や飲み方を知っておくことが大切です。ここでは、淹れ方のポイントから飲み方のアレンジ、紅茶と相性の良いお菓子まで、ワンランク上の楽しみ方をご紹介します。

おすすめの淹れ方・蒸らし時間と温度

アッサム紅茶は「高温・しっかり抽出」が基本。コクや香りをしっかり引き出すために、以下の点を意識しましょう。

スタイル	目安温度	茶葉の量（1杯分）	蒸らし時間
ストレート	95〜100℃	小さじ1杯（約2g）	約2分
ミルクティー	100℃	小さじ1.5杯（約3g）	約3分
チャイ （煮出し）	牛乳＋水で煮出す	小さじ2〜3杯	5分程度煮出す

蒸らす際は、ポットやカップに蓋をすることで香りが逃げず、風味も豊かになります。

ストレート・ミルク・チャイの飲み分け

アッサム紅茶は味が濃く、どのスタイルでも楽しめますが、茶葉の種類や製法によって向き不向きがあります。

自分の好みや気分に合わせて使い分けてみてください。

相性の良いお菓子やフードペアリング

アッサム紅茶のしっかりした味わいは、甘みやコクのあるフードと相性抜群です。

特にバターやチーズ系のパン、焼き菓子とは味がぶつからず、お互いを引き立て合うので、朝食やティータイムにおすすめです。

Q&A｜アッサム紅茶に関するよくある疑問

アッサム紅茶にカフェインは含まれていますか？

はい、アッサム紅茶には中程度のカフェインが含まれています。特にCTC製法の茶葉は短時間でしっかり抽出されるため、濃く淹れるとカフェインも多く出やすくなります。寝る前に飲む場合は、少なめの茶葉・短時間抽出がおすすめです。

アッサム紅茶は毎日飲んでも大丈夫？

基本的には問題ありません。ポリフェノールやテアフラビンなど、紅茶特有の健康成分も含まれています。ただし、カフェインの摂取量が気になる方は1日2～3杯を目安に調整すると良いでしょう。

アッサム紅茶はアイスティーにも向いていますか？

アイスティーには不向きとされることが多いです。アッサム紅茶はタンニンやカフェインが多く、冷やすと“クリームダウン（白濁）”を起こしやすいためです。アイスティーにする場合は、濃く淹れてから急冷せずに、常温で冷ます方法がおすすめです。

ストレートとミルクティー、どちらがおすすめ？

お好みによりますが、アッサム紅茶は濃厚なコクが特徴なので、ミルクティーとの相性が抜群です。ストレートで楽しむなら、リーフタイプのアッサムやファーストフラッシュを選ぶと、渋みが控えめで香りが引き立ちます。

CTC製法とリーフティーの違いは？

CTC製法は茶葉を細かく加工し、短時間で濃く抽出できるのが特徴。特にミルクティーやチャイに向いています。一方、リーフティーは茶葉の形が大きく香り豊かで、ストレートティーにおすすめです。

まとめ｜アッサム紅茶で至福のティ

アッサム紅茶は、力強いコクと芳醇な香りをあわせ持つ、紅茶の中でも特に人気の高い品種です。CTC製法の茶葉で淹れる濃厚なミルクティー、スパイスと煮出して楽しむチャイ、そして香りをじっくり味わえるリーフティー──飲み方ひとつで、日々のティータイムがぐっと豊かになります。

この記事では、初心者にも飲みやすいものから、本格派も納得の5商品を厳選してご紹介しました。気になる一杯が見つかったら、ぜひあなたの暮らしにも「アッサム紅茶のある時間」を取り入れてみてください。毎日のひとときが、きっと少しだけ特別になるはずです。