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製菓用米粉と普通の米粉の違いとは?お菓子作りに適した選び方を解説!

製菓用米粉と普通の米粉の違い

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製菓用米粉と普通の米粉。名前は似ていても、実は仕上がりに大きな違いが出ることをご存じでしょうか。

この記事では、お菓子作りに失敗しないために知っておきたい「製菓用米粉」と「普通の米粉」の違いを詳しく解説します。適切な米粉を選ぶことで、ふわふわ・サクサク・しっとりなど、理想の食感がグッと近づきます。

普通の米粉とは、主に料理用として販売されている米の粉で、天ぷら粉やとろみ付け、団子やお好み焼きなどに使われることが多いタイプです。粒子が粗めで、製菓やパン作りには不向きなことがあります。

この記事の監修者
今 真一

今真一
元料理人(都内数店舗で修行)・上級睡眠健康指導士


10年ほど都内のイタリアンで修行し、料理長も務めた経験あり。現在は睡眠に関わる悩みや疑問を解決するアドバイザーとして活動。妻と子供2人のため、毎日夜ご飯を作っている。

目次

そもそも「米粉」とは?

米粉とは、その名の通りお米を粉にしたもので、小麦粉の代替品として注目されている食品素材です。粒子の大きさや製法によって性質が変わるため、料理・製菓・製パンなど用途に合わせて選ぶことが大切です。

米粉について
  • 小麦粉の代替として注目
    米粉は小麦アレルギーのある方にも使えるグルテンフリー食材として、パンやケーキ作りにも利用が広がっています。近年では米粉100%のパンやスイーツも増え、代替素材としての実力が評価されています。
  • グルテンフリーで注目される理由
    米粉にはグルテンが含まれておらず、腸内環境への負担が少ないとされることから、健康志向の高まりとともに注目度がアップ。美容や体調管理を意識する人にも支持されています。
  • 用途に応じて使い分けが重要
    「製菓用」「パン用」「料理用(普通の米粉)」では、粒子の細かさや水分の吸収性が異なります。目的に合わない米粉を選ぶと、仕上がりが硬くなったり膨らまなかったりするため、使い分けが重要です。

製菓用米粉と普通の米粉の違い

お菓子作りにはどちらを選べばいいのか迷ったら、まずは用途で見極めましょう。

項目製菓用米粉普通の米粉
向いている用途ケーキ、クッキー、マフィン、蒸しパンなど天ぷら、揚げ物、団子、お好み焼き、料理のとろみづけ
粒子の細かさ
非常に細かく、ダマになりにくい

やや粗め、生地がザラつくことも
粘り
(仕上がり)

粘りが少なく軽い食感

粘りが強くモチモチした仕上がりに
吸水性
吸水性が高く、なめらかに混ざる

吸いすぎて固くなりやすいことも
焼き菓子適性
ふんわり・きれいに焼き上がる
×
重くなりがち、膨らみにくい

粒子の細かさ

【製菓用】
きめ細かくサラサラ → ふんわりな焼き上がりに最適
【普通の米粉】
やや粗め → 焼き菓子には不向きなことも

製菓用米粉は非常にきめ細かく、サラサラした質感でダマになりにくいのが特長。生地になめらかに混ざり、ふんわり軽い焼き上がりに仕上がります。一方、普通の米粉は粒子がやや粗く、焼き菓子に使うと食感が重くなったり、ざらつきを感じることがあります。

原料の違い

【製菓用】
うるち米(粘りが少なく扱いやすい)
【普通の米粉】
もち米を含むことも → モチモチ・重たくなる

製菓用米粉は粘り気の少ない「うるち米」を使用しており、焼き菓子の軽やかさを引き出します。対して普通の米粉は、もち米がブレンドされていることもあり、モチモチした重たい食感になりがち。ケーキやクッキーには適していません。

吸水性・仕上がりの違い

【製菓用】
水となじみやすく、生地がなめらかに広がる
【普通の米粉】
吸水しすぎて、生地が重く固くなりやすい

製菓用米粉は吸水性が高く、生地がなめらかにまとまりやすいのが魅力。焼いたときにも均一に広がり、ふっくらした仕上がりに。一方、普通の米粉は水を吸いすぎる傾向があり、生地が固く重たくなり、思うように膨らまないことがあります。

製菓用・パン用・普通の米粉の違い

この記事では「製菓用」と「パン用」の米粉を比較しています。ただ、その他に「普通の米粉」もありますよね。以下の表では、それぞれの特徴や向いている用途をわかりやすく解説します。

種類主な用途特徴粒子の細かさ使用する米の種類
製菓用米粉ケーキ・クッキー・蒸しパンダマになりにくく、ふんわり仕上がる非常に細かい(20μm前後)うるち米(低アミロース)
パン用米粉米粉パン・食パングルテンの代替に加工でん粉や増粘剤を含むこともやや粗め(30〜60μm)うるち米(高アミロース)
普通の米粉天ぷら粉・とろみづけ・お好み焼きなど加熱時のもちもち感が強い/粘りが出やすい中程度〜粗め(製粉方法による)うるち米 or もち米混合

製菓用米粉は、小麦粉のような“ふくらみ・軽さ”が必要なケーキや焼き菓子に向いています。粒子が非常に細かく、混ぜたときに生地がなめらかになります。

パン用米粉は、小麦粉のグルテンに代わる構造を作るよう工夫されており、パンの膨らみやもっちり感が出るよう配合されていることが多いです(ミックス粉)。

普通の米粉は料理用で、お菓子やパンには不向きなことがあります(団子のように硬くなる、膨らまないなど)。

間違った米粉選びで起きる失敗例

米粉ならどれでも同じだと思っていませんか?実は、製菓用以外の米粉を使うと、仕上がりに大きな差が出ることがあります。以下のような失敗は、米粉の種類を間違えたことが原因かもしれません。

  • パウンドケーキが硬くなる
  • クッキーがボロボロ崩れる
  • 蒸しパンが膨らまない

このような失敗が起きる可能性があるため、製菓には「製菓用米粉」を選ぶのが鉄則です。

製菓用の米粉を探したい方へ

小麦粉の代わりに使えるグルテンフリー素材「米粉」。中でも製菓用米粉は、ケーキやクッキーなどのお菓子作り専用に粒子の細かさや焼き上がりの軽さが調整された優れものです。

下記の記事では、実際に製菓に使える品質の高い米粉を厳選してご紹介。ふんわりスポンジケーキや、サクッと軽いクッキーが作りやすく、リピートされている人気商品を集めました。

▶製菓用におすすめの米粉を詳しく見る

まとめ|お菓子作りには製菓用米粉を選ぼう

  • 粒子の細かさと吸水性がポイント
  • パッケージに「製菓用」の記載を確認
  • 用途に合った米粉を選ぶことで、失敗知らずのお菓子作りに
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この記事を書いた人

【上級睡眠指導士782号】 身長175㎝/体重62㎏。睡眠の質を高める寝具の重要さに気づいて7年経つ寝具選びのプロ。腰痛にやさしいマットレスが特に好き。寝室はマットレスだらけです。

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