今話題のスリープツーリズムを取り入れたレムプラス銀座に宿泊しました。
レムプラス銀座はスリープツーリズムの概念を取り入れているだけあって、睡眠に関わるアメニティが充実していました。
マッサージ付きのお部屋、睡眠をサポートしてくれるアメニティ、野菜や香草を使用した本格ベトナム料理の朝食など魅力たっぷりのレムプラス銀座をなるべく隅々までレポしていきます!
レムプラス銀座とは
レムプラス銀座は睡眠に焦点を当てたホテルで、「もっとよい眠りを」をコンセプトにした「レム」ブランドの中でも銀座という街のエレガントさを取り入れています。
運営会社は阪急阪神第一ホテルグループで、レムブランドは2024年5月現在8店舗あります。
- レムプラス銀座(今回紹介しているホテル)
- レム東京京橋
- レムプラス神戸三宮
- レム秋葉原
- レム日比谷
- レム新大阪
- レム六本木
- レム鹿児島
詳細は公式サイトでご確認ください。
レムプラス銀座に泊まってみた!
2024年5月1日から1泊レムプラス銀座に泊まりました。今回宿泊した概要は以下のとおり。
- 宿泊ホテル:レムプラス銀座
- 日にち:2024年5月1日~5月2日
- 人数:大人2人、子供2人
- 部屋タイプ:ツインルーム(セミダブル×2台)
- プラン:朝食バイキング付きプラン
- 価格(税込):30,780円
子供は添い寝なら無料のようでした。朝食も追加料金はありません。
レムプラス銀座に到着!
新橋駅から雨の中歩き、約10分ほど。高架下を通り、肉のハナマサを過ぎて交差点を右に曲がったあたりにレムプラス銀座はありました。
外観はこんな感じ。
きれいな建物です。中に入っていきます。まず初めにみえたのは紅茶やスリッポンなど部屋で使用するアメニティみたいなものが売られている自動販売機。
ひとつ500円から1,000円くらいの価格です。
ホテルのアメニティが気に入ったら自宅用に購入するというものでしょうか。
はちみつ紅茶はとても甘くて子供が喜んでいました。
奥へ進むと階段が見えてきます。
フロントは2階にあります。
大きな荷物を持っている場合はエレベーターを利用すると良いです。
チェックイン
階段を上がっていくとフロントがあらわれます。
スタッフの方に朝食など宿泊に関する説明を受けつつ、チェックイン自体は自動チェックイン機を使用しておこないます。
今回、5歳児、1歳児も一緒に来ているので、お子様用アメニティセットをもらいました。中には歯磨きや子供用スリッパが入っており、子供たちも喜んでいるみたいです。
スムーズにチェックインは終わり、部屋に向かう前に各自必要なアメニティを取ってからいきます。
はちみつ味、ベリー味、ほうじ茶など12種類ほどのティーパックや、歯ブラシ、カミソリなどがあります。
めぐりズムや睡眠の質を高めるカルピス飲料、スキンケアやフェイスパックなど睡眠の質を高めるためのアイテムや、スキンケアセットは1人ひとつ選べます。
種類が豊富なので、正直ひとつだけだと物足りなく、ケチケチしているなという印象を受けました。睡眠の質に重点を置いているホテルなので、睡眠関連アイテムをいくつか使えるようにしていただきたいと思いました。
泊まった部屋の雰囲気!ベッド・風呂場など
今日泊まる部屋は5階今回は504号室。カードキーを使ってエレベーターで上がっていきます。
カードキーがないと客室の階にはいけない仕様。セキュリティも安心ですね。
客室フロアの通路の床には模様があり、写真だけで見返すと少し異様な雰囲気が漂っていますね。その場では感じませんでした。
部屋に向かう途中には氷製造機や自動販売機などがありました。
お部屋に到着。
部屋の中は色合いや照明など非常に落ち着いた雰囲気。まず見えたのがダブルサイズのマットレス2台です。
感触はふかふかタイプ。
特にメーカーはありませんでしたが、ほどよいクッション性で包まれそうな感じ。日本のホテルのマットレスって硬めが多いですよね。敷布団文化の名残か、硬めのマットレスだと耐久性が高いからなのか。とにかく寝心地が良いと感じることが少ないです。レムプラス銀座のマットレスはクッション性があって横向きでも肩が痛くならないような寝心地となっています。
枕は低反発のモチモチタイプ。
枕もマットレスも睡眠にこだわるだけあるなという印象でした。
マットレスの奥にはマッサージチェアがあります。マッサージチェアは全室に備わっており、レムプラス銀座の主な特徴のひとつです。
カーテンはレースカーテンのみとなってます。
朝自然に目覚めるには太陽の光が不可欠なので、朝日を取り入れるためでしょう。さすが睡眠特化ホテル。
空調は埋め込まれているタイプです。
ソファーはレザータイプでしっかりめ。テーブルは小さめです。
横の棚にはサービスのミネラルウォーター(500ml)が人数分おいています。
他、ポットやマグ、ホテル入り口のフロント前のアメニティでも用意されていたはちみつ茶などがあります。
冷蔵庫には良い睡眠のために、とGABA入りナイトチョコレートが用意されてました。
子供には内緒で寝る前に食べようと思います。パジャマは上下別れているタイプですね。
続いてお風呂をみてみます。
風呂場には入浴剤が2種類置いてました。どちらも睡眠・リラックス系のものみたいです。
シャンプーやコンディショナーは心身へのリラックス効果が期待されるカモミールフラワー、シャワージェルはスイートアーモンドの香り。
とても甘い香りでした。
シャワーは勢いが強めで嬉しいです。
天井にはオーバーヘッドシャワーがあって「早く風呂に入りたい」と、テンションが上がります。
このあと入浴剤を入れてゆっくり浸かりました。
レムプラス銀座の朝食ビュッフェ
朝食ビュッフェ会場は「ニューヴェトナム プルミエ銀座」です。
- 会場:ニューヴェトナム プルミエ銀座
- スタイル:ビュッフェ
- 料理:アジアンエスニック
- 金額:2,200円(宿泊者価格)
※今回は宿泊プランに含まれてます。 - 利用時間:7時~10時30分(L.O.10時)
※2024年5月時点の情報
レムプラス銀座のフロント正面の通路から朝食会場に向かいます。
フォーが目玉とのことです。
店内は暖色系の色合いで可愛らしい雰囲気。
7時半に向かいましたがまだ人は少なく、8時くらいから人が増えてきました。
料理は、グリーンカレー、鶏そぼろとはるさめの和え物(ヤム・ウン・セン)やフォーなどベトナム料理を中心に和食も用意。
他、パンケーキやスクランブルエッグ、ハムなど欧米の観光客にも対応されているようなメニューがそろってました。
実際、レムプラス銀座の宿泊&朝食利用者は欧米の方が多い印象でした。
味やメニューの品揃えはけっして悪くはなかったですが、良くもなかったです。
これで2,200円分かかるなら、別の店で食べた方が良いとも感じます。
ただ朝食を食べられる場所も限られており、朝早くから出かけるのも大変なので、利便性なども考慮して総合的には満足です。
朝食の候補としては、銀座七丁目の方になか卯、新橋の方に吉野家があります。もしくは周辺では三井ガーデンホテルの建物内にあるナチュラルローソン。朝食をおこなっている、調達できる店は他だとこの程度です。
周辺の飲食店|今回は「鉄板処 めぐろ」
ホテル周りの飲食店も気になるところですよね。
この時点で時刻は17時前。旅路で疲れているので早めにご飯を食べに行きます。
周りのお店を探してみると、立地が銀座ということもあり値段が高い店、新橋側は狭くてカウンターのみみたいなお店ばかり。悩みつつも美味しそうな鉄板焼き屋さん「鉄板処 めぐろ」に決定!
さっそく電話をすると、18時半までの席なら空いているとのこと。早めの時間なら当日でも入れるところが多そうですね。
ローストビーフサラダや鉄板焼きそば、アボカドのバター醤油、とん平焼きなど頼みましたがどれもボリュームがあり美味しかったです。
4人(内2名子供)で食事して9,000円台。だいたいいつも福岡でイタリアンなどで食事するときも同じくらいなので、銀座だから特別高いといった印象はありませんでした。むしろ料理内容を考えると安いとさえ感じます。
良かったら利用してみてください。
【住所】
〒104-0061 東京都中央区銀座8-5-18 サンウッドビル 2F
【営業時間】
月~金曜 11:00~14:30 (L.O 14:00)/17:00~23:30 (L.O 23:00)
土・祝 11:00~14:30 (L.O 14:00)/17:00~22:30 (L.O 22:00)
【定休日】
日曜
【アクセス】
JR新橋駅 銀座口から徒歩約2分
レムプラス銀座の周辺を散策
朝食終了後の9時ごろチェックアウトし、電車で別の観光地に移動する前に周辺を散策することに。レムプラス銀座から歩いて10分ほどのところにある「浜離宮恩賜庭園」へ向かいました。
周りはコンラッド東京など高層ビルが囲っており、園内からみると少し不思議な感じ。
まさに都会と自然の融合です。
浜離宮恩賜庭園は、入園料大人300円で桜や紅葉など季節の植物や風情のある庭園をゆっくりと散歩しながら楽しめます。
ただ、今回5月初めに訪れましたが花はほぼ咲いておらず、少し時期が外れていたようです。それでも子供と広い園内を楽しくおしゃべりしながら歩いたり走ったり。
広場では敷物を敷けるスポットもあり、花見時期にはにぎわっているのかなと思いました。
人は少なくなかったですが、とにかく広いのでのびのびと過ごせて思い付きでいったわりに素敵な穴場スポットでした。
【住所】
中央区浜離宮庭園1-1
【営業時間】
午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)
※イベント開催期間など時間延長が行われる場合もあります。
【入園料】
入園料
一般 300円
65歳以上 150円
(小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)
※小学生以下のお子様は保護者のお付添が必要です。
【休園日】
年末・年始(12月29日~翌年1月1日まで)
【アクセス】
JR「浜松町」下車 徒歩15分
※最新情報や詳細は公式サイトでご確認ください。
レムプラス銀座のまとめ|睡眠特化としては少し物足りない
正直な感想としては、睡眠特化のわりには物足りなさを感じました。「スリープツーリズムの概念を取り入れているというよりは普通のホテルより睡眠に力を入れたホテル」といった印象です。
ただこれは悪い意味ではありません。
スリープツーリズムは睡眠の質を高めることを目的とした旅の概念のことですが、他ホテルの取り組みではヨガなどを取り入れた睡眠プログラムや、睡眠データの計測など本格的におこなっています。
そんな中、レムプラス銀座をはじめとするレムブランドは、比較的スリープツーリズム初心者向けのホテルといえるのではないでしょうか。
「データを取るまでは必要ないけどよく眠れるホテルが良い」「寝具やアメニティにこだわったホテルが良い」といった方には全力でおすすめしたいホテルです。ぜひ皆さんも東京に宿泊する際は、レムプラス銀座を利用してみてくださいね。
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