BeautyPay(ビューティーペイ)は「決済手数料1.96%〜」という数字が目を引く一方で、本当に他社より安いのか、入金サイクルや固定費も含めて総合的に判断したい…というのが経営者の本音ではないでしょうか。
この記事では、BeautyPayをSquare・Airペイ・STORES決済など主要サービスと横並びで比較し、手数料差が月商300万円規模でどれくらい利益に効くのかまで具体的に試算します。
さらに、ホットペッパービューティーとの併用はできるのか、BeautyMerit Payとの違い、導入時の注意点までまとめて解説。自サロンにとって「結局どれが得か」を迷わず判断できるように整理します。
美容サロン向け主要キャッシュレス決済サービスを比較
まずは、美容サロンで導入実績が多い代表的なキャッシュレス決済サービスを横並びで見ていきます。
比較対象とするのは次の4サービスです。
- BeautyPay(ビューティーペイ)
- Square
- Airペイ
- STORES 決済
いずれも美容室・ネイルサロン・アイサロンなどで導入実績の多い決済サービスです。
決済手数料・固定費の徹底比較表
| サービス | クレカ手数料 | 初期費用 | 月額 | 端末 | 振込手数料 |
|---|---|---|---|---|---|
| BeautyPay | 1.96% | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
| Square | 約3.25% | 0円 | 0円 | 条件あり | 無料〜 |
| Airペイ | 約3.24% | 0円 | 0円 | 無料CPあり | 条件付き |
| STORES決済 | 約3.24% | 0円 | プラン制 | 条件あり | 条件付き |
※手数料は代表的な料率(詳細は各公式サイトをご確認ください)
手数料の差は「約1.3ポイント」
一見わずかな差に見えますが、
- 3.24% → 1.96%
- 差は 約1.28ポイント
この差は、売上が増えるほどそのまま利益差になります。
たとえば、
月商300万円なら年間約46万円の差が出る計算です。
美容サロン経営において本当に重要なのは、
その差がどれだけ利益を押し上げるか
何を削らずに利益を改善できるか
長期的にどれだけ差が広がる
という「経営視点」です。材料費や人件費は簡単に削れません。客単価を上げるのも簡単ではありません。でも、決済手数料は“変えるだけ”で利益が改善します。
入金スピードの違い
コストだけでなく、入金サイクルも重要な判断材料です。
| サービス | 入金頻度 |
|---|---|
| BeautyPay | 月2回 |
| Square | 最短翌営業日 |
| Airペイ | 月3〜6回(条件あり) |
| STORES決済 | 月1〜2回 |
すぐに資金化したいなら翌日入金型
長期的にコストを抑えたいなら低手数料型
という違いがあります。
実は多くの美容サロンは「スピードより手数料」の影響が大きい構造です。美容業界では、客単価が高い、毎月安定売上がある、利益率が低いといった条件がそろっています。
つまり、数日早く入金されるメリットより、毎月・毎年払い続ける手数料の差のほうが圧倒的に経営に効くというケースがほとんどです。
BeautyPayは入金スピードではなく、「長期の利益 =手数料の安さ」に全振りした設計です。いま楽なのかどうか、ではなく、長期的に見て利益を最大化できるかどうかという視点で捉えるとそのメリットも受け取りやすいのではないでしょうか。
BeautyPay(ビューティーペイ)とは?サービス概要

BeautyPay(ビューティーペイ)は、美容業界に特化したキャッシュレス決済サービスです。
BeautyPayが注目される理由は、次のような点。
- 経営改善の実利がわかりやすい
- 導入のハードルが低い
- 既存サロンシステムとの連携が進む可能性が高い
提供元は、理美容・サロン向け予約管理システムを多数展開する株式会社サインド。このサービスは、2026年1月に正式リリースされたばかりでありながら、美容サロンの“決済コストを根本から改善する設計”が大きな注目を集めています。
- 業界最安水準の決済手数料
→ Visa/Mastercard:1.96%〜 - 初期費用・月額費用・端末費用・振込手数料がすべて無料
- 美容室・理容室・ネイル・アイビューティー・リラクゼーションなどが対象
- クレジットカード・電子マネー・QRコード決済にも対応
「これだけは覚えておきたい」3つの特徴

① 要らないコストを徹底的にゼロにしている
BeautyPayは、次のようなサービス設計で、固定費負担が一切ありません。
- 初期費用:0円
- 月額:0円
- 端末:0円
- 振込手数料:0円
これによって、導入のハードルが大幅に下がっています。しかも、サロンが負担するのは支払い時の手数料のみです。
② 美容業界専用設計であること
多くの決済サービスはあらゆる業種に対応する“汎用型”ですが、
BeautyPayは美容業界にフォーカスして開発されています。
そのため、
- 予約管理や売上システムと連携しやすい
- 美容サロン特有の会計プロセスを理解している
- 導入支援やサポートも業界向け
という点で優位性があります。
③ 手数料コストが経営インパクトになる設計
一般的な決済手数料は3%台が多い中で、BeautyPayの1.96%(Visa/Mastercard)は業界でも非常に低い水準。
これはサロン経営において 毎月の利益改善につながる大きな差です。次のセクションでこの価格メリットの意味を詳しく解説します。
BeautyPay最大の強みは「決済手数料1.96%」
BeautyPay(ビューティーペイ)が他社決済サービスと決定的に違うのは、
クレジットカード決済手数料が1.96%〜という業界最安水準に設定されている点です。
一般的なキャッシュレス決済サービスでは、クレジットカード手数料:約3.24%〜3.75%が相場となっています。
それに対してBeautyPayは、以下のような水準です。
- Visa/Mastercard:1.96%
- JCB/American Expressなど:2.20%
上記のように、一般的なキャッシュレス決済サービスと比べて、約1.3ポイントも低い水準に抑えられています。
月商300万円サロンで試算するとどれくらい得?
「手数料が約1.3ポイント安い」と言われても、実際にいくら変わるのかが見えなければ判断しにくいですよね。
そこで、月商300万円の美容サロンがクレジットカード決済を中心に利用した場合を想定して試算してみます。
<前提条件>
- 月商:300万円
- 決済方法:クレジットカード中心(Visa/Mastercard)
- 一般的な決済手数料:3.24%
- BeautyPay手数料:1.96%
月間・年間コスト比較
| 項目 | 一般的な決済サービス | BeautyPay |
|---|---|---|
| 月間手数料 | 約97,200円 | 約58,800円 |
| 年間手数料 | 約1,166,400円 | 約705,600円 |
上記表で見てみると、年間で約46万円のコスト削減につながっています。この差は、単なる節約ではありません。美容業界の利益率(約10%前後)で考えると、約46万円の利益=約460万円分の売上を新たに作るのと同じインパクトになります。
この46万円がサロン経営にもたらす現実的な変化ってなに?
たとえば、次のような経営の選択肢を広げる金額に対して、資金を投入することができます。
- スタッフの昇給・賞与原資
- 新メニュー導入の設備投資
- 集客広告の強化
- オーナーの手取り増加
そして実は、売上規模が大きいほど効果はさらに拡大します。決済手数料は「売上連動コスト」なので、
- 月商100万円 → 削減額は約15万円/年
- 月商300万円 → 約46万円/年
- 月商500万円 → 約77万円/年
と、規模が大きくなるほど差は加速度的に広がります。
対応している決済ブランドと手数料一覧

BeautyPay(ビューティーペイ)は、幅広いキャッシュレス決済に対応していますが、手数料には種類ごとに差があるため、自店の決済比率と照らして理解しておくことが重要です。
先にまとめると次のとおり。
- 最も低い手数料は Visa/Master の 1.96%
- 交通系ICも 1.98% と低め
- QRコード決済は 一般水準(3.35%)
- 全体として“固定費ゼロ×低手数料”という組み合わせは相当強い
つまり、BeautyPayは、サロンで最も使われやすいクレジットカードと交通系電子マネーを最安水準に抑えつつ、QR決済は一般水準でカバーし、しかも固定費ゼロで自然と利益が残りやすくなる決済設計になっています。
クレジットカード
| ブランド | 手数料率(スモールプラン) |
|---|---|
| Visa / Mastercard | 1.96% |
| JCB / American Express | 2.20% |
| Diners Club / Discover | 2.20% |
※スモールプランは資本金5,000万円以下または従業員100人以下の中小企業が対象。対象外の場合は別の料率になる可能性あり(公式サイト参照)。
主要顧客がVisa/Master利用中心であれば、もっとも安い1.96%で運用可能です。一般的な決済サービスの3%台と比べると、ここだけで大きく差が出ます。
電子マネー
| 電子マネー | 手数料率 |
|---|---|
| 交通系IC(Suica/PASMOなど) | 1.98% |
| iD / QUICPay | 2.98% |
通勤途中や移動客が多い立地なら、交通系ICの低手数料がめちゃくちゃ効きます。QUICPayなどはやや高めですが、それでもクレカ比で許容範囲です。
QRコード決済
| QRコード決済 | 手数料率 |
|---|---|
| PayPay / LINE Pay / au PAY / d払い など | 3.35% |
QRコード決済は他サービスと同じ一般的な水準ですが、キャッシュレス比率を上げるなら対応自体はメリットです。
入金サイクルと資金繰りへの影響
BeautyPay(ビューティーペイ)の入金は月2回払いとなっています。
- 1日〜15日分 → 月末入金
- 16日〜月末分 → 翌月15日入金
振込手数料は無料です。
一方で、他社決済サービスには最短翌営業日入金など、よりスピーディーな資金化が可能なものもあります。
入金スピード重視が向いているサロン
- 開業直後で資金余力が少ない
- 毎月の支払いがタイト
- キャッシュフロー最優先
この場合は、翌日入金型のサービスが安心材料になります。
BeautyPay(月2回入金)が向いているサロン
- 売上が安定している
- 毎月の固定費支払いに余裕がある
- 利益率を改善したい
この場合は、入金スピードより手数料の安さが圧倒的に経営に効きます。
数日早く入金されるメリットよりも、毎月・毎年払い続ける決済手数料1%以上の差のほうがはるかに大きな金額差になります。月商300万円規模なら、入金が数日遅くなる代わりに年間約46万円が手元に残る計算です。
BeautyPayとBeautyMerit Payの違いをわかりやすく整理
まず結論から言うと、この2つは競合ではなく、役割がまったく違う補完関係の別サービスです。
BeautyPay=店頭レジで使うキャッシュレス決済サービス
BeautyMerit Pay=予約時に支払う(事前決済・自動精算)サービス
提供しているのはどちらも株式会社サインドで、美容サロンの決済体験を「店頭」と「予約時」の両方から最適化する設計になっています。
別サービスだけど、一緒に使うとサロン経営が強くなる設計になっています。どういった活用が良いのかなどは、問い合わせ時に聞いてみてください。
| 項目 | BeautyPay | BeautyMerit Pay |
|---|---|---|
| 主な決済タイミング | 来店後の会計時 | 予約時・事前決済 |
| 利用シーン | レジでの対面決済 | アプリ・オンライン |
| 決済方法 | カード・電子マネー・QR | 登録クレジットカード |
| 主な目的 | キャッシュレス対応・手数料削減 | 無断キャンセル防止・会計自動化 |
BeautyPayの役割=日常会計のコスト最適化
- 来店後にその場で支払う
- タッチ決済・IC・QRに対応
- とにかく決済手数料を下げて利益を残す
BeautyMerit Payの役割=収益の安定化&業務効率化
- 予約時にカード登録・事前決済
- 来店後は自動精算も可能
- 無断キャンセル時の請求ができる
BeautyPay導入がおすすめなサロンの特徴
BeautyPay(ビューティーペイ)は多くの美容サロンにメリットがありますが、
特に次の条件に当てはまる店舗ほど導入効果が大きくなります。
- キャッシュレス決済比率が高いサロン
クレジットカードや電子マネーの利用が多い店舗ほど、手数料1.96%の恩恵をダイレクトに受けられます。 - 客単価が高いメニューが多いサロン
縮毛矯正・カラー+トリートメント・コース施術など、1回の会計が高額になりやすいサロンほど削減額が大きくなります。 - 売上が安定しているサロン
資金繰りに余裕があるほど、BeautyPayとの相性は抜群です。 - コスト管理を重視しているオーナー
売上を伸ばす」だけでなく、無駄なコストを減らす利益体質を作ることを意識している経営者ほど、BeautyPayの価値を実感しやすいです。 - 予約管理システムと連携して効率化したいサロン
BeautyPayは、美容業界向けシステムとの親和性が高く、会計作業の簡略化や売上管理の効率化にもつながります。
BeautyPayは「売上があり、キャッシュレスを使うほど得をする設計」
特に、クレカ比率が高い、客単価が高め、利益改善を狙いたい、といった3つ特徴当てはまるサロンほど導入メリットは大きくなります。
導入できない業種・注意点
BeautyPay(ビューティーペイ)は美容業界向けに特化した決済サービスですが、すべての業種・状況に万能というわけではありません。
導入前に必ず確認しておきたいポイントを整理します。
- エステサロン・脱毛サロンは対象外
- ビューティーメリット未利用の場合は条件を確認
- 初期契約期間は3年間、それ以降は1年ごとの自動更新
- 端末の取り扱いには注意が必要
- 入金タイミングは即日ではない
導入の流れと審査期間
BeautyPay(ビューティーペイ)の導入は、すべてオンラインで完結し、手続き自体は非常にシンプルです。
ただし、決済サービスの特性上審査期間にはある程度の時間がかかる点は事前に理解しておきましょう。
BeautyPayは「申し込んですぐ使えるサービス」ではありません。
特に、繁忙期前に導入したい、キャッシュレス比率を高めたい時期が決まっている場合は、少なくとも2〜3ヶ月前の申し込みが理想です。
- 申し込み自体は10〜20分で完了
- 審査には約2ヶ月前後かかる
- QR決済はさらに時間がかかる場合あり
- 早めの行動がスムーズ導入のカギ
公式サイトの申込フォームから、
- 店舗情報
- 代表者情報
- 必要書類の提出
を入力・アップロードするだけで完了します。
紙の書類郵送などは不要です。
決済ブランドごとに審査が行われ、目安は以下の通りです。
| 決済種類 | 審査期間の目安 |
|---|---|
| クレジットカード | 約8〜12週間 |
| 電子マネー | 約8〜12週間 |
| QRコード決済 | 約12〜24週間 |
※QRコード決済はブランドによって時間がかかるケースがあります。
審査通過後、決済端末が届きます。
初期設定は案内に沿って進めればすぐに完了し、到着後すぐ利用可能です。
サポート体制も整っているため、機械操作が苦手な方でも安心です。
BeautyPayのメリット・デメリット総まとめ
ここまでの内容を踏まえて、BeautyPay(ビューティーペイ)の強みと注意点をシンプルに整理します。
- 決済手数料が業界最安水準(1.96%〜)
- 初期費用・月額費用・端末費用・振込手数料すべて0円
- 売上が増えるほどコスト削減効果が大きい
- 美容業界向けに最適化された設計
- 入金は月2回(即日・翌日入金ではない)
- エステ・脱毛サロンは対象外
- 契約期間がある(初期3年)
- 端末破損時は費用負担の可能性あり
BeautyPayをひとことで言うと、短期の資金スピードより、長期の利益改善を重視するサロン向けの決済サービスです。
ホットペッパービューティーとの兼ね合いは?
役割がまったく違うので、問題なく併用できます。
- ホットペッパービューティー
→ 予約・集客の入口 - BeautyPay
→ 来店後の会計(決済)を安くする仕組み
わかりやすく言うと、ホットペッパービューティーはお客さんを連れてくるための集客・予約サービスで、BeautyPayは来店後の支払いコストを下げるための決済サービスです。
両者は競合するものではなく、それぞれ役割が異なるため、うまく組み合わせることで集客と利益改善を同時に実現できます。
まとめ|決済手数料を下げたい美容サロンの最有力候補
BeautyPay(ビューティーペイ)は、
美容サロン向けに設計された低コスト特化型キャッシュレス決済サービスです。
最大の魅力は、次のような利益が自然と残りやすい料金構造にあります。
クレジットカード手数料1.96%〜という業界最安水準
初期費用・月額費用・端末費用・振込手数料すべて0円
月商300万円規模のサロンなら、年間で約46万円のコスト削減も現実的です。
長期的な利益改善を重視したい
キャッシュレス決済比率が高い
入金スピードよりも上記のポイントを優先したい美容サロンにとって、BeautyPayは非常に合理的な選択肢と言えるでしょう。決済手数料を下げるだけで、経営は確実に楽になります。まずは資料請求や相談から始めてみるのもおすすめです。


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