2024年8月13日から16日まで大阪旅行をしました。ちょうどその数日前に宮崎県沖が震源地の地震があり、世間は南海トラフ地震が発生する確率が高まったという報道で不安が煽られている時期。そんな中、家族4人(内子供2人)は大阪へ飛びます。
このブログ記事では1日目の宿泊ホテル「レム新大阪」のレビューをしています。ベトナム料理の朝食についても紹介しているので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!
系列ホテルのレムプラス銀座に泊まったレビューも紹介中!
以下記事ではスリープツーリズムを体験できるホテルは以下でまとめてます。今回紹介しているレム新大阪もそのうちのひとつです。
レム新大阪とは
「レム新大阪」は、JR新大阪駅直結のビジネスホテルです。快適な睡眠を追求した「快眠」をテーマに設計されており、シンプルで機能的な客室が特徴です。特にシモンズ製のベッドや、リラクゼーションチェア、レインシャワーなどが備わっており、ビジネスや観光の拠点として人気です。また、アクセスの良さから関西圏への出張や旅行の際に利用されることが多く、快適さと利便性を兼ね備えた宿泊施設として評価されています。
レム新大阪に泊まった口コミレビュー
- 宿泊ホテル:レムプラス銀座
- 日にち:2024年5月1日~5月2日
- 人数:大人2人、子供2人
- 部屋タイプ:ツインルーム(セミダブル×2台)
- プラン:朝食バイキング付きプラン
- 価格(税込):30,780円
レム新大阪に到着
関西空港から特急はるかに乗って約1時間。新大阪駅に着きました。
今日泊まるレム新大阪は新大阪駅内にあります。
とてもきれいなエントランスです。
テンションの上がる雰囲気。約10年経過している建物とは思えません。
フロントは12階にあるとのことなので、エレベーターであがっていきます。
フロントです。自動チェックイン機を使ってチェックイン。
ものの5分たらずでチェックイン完了です。若めのスタッフさんに軽く説明を受け、アメニティを選んでから部屋へ向かいます。
子供用のアメニティはフロントでもらえます。
部屋の雰囲気
宿泊する部屋は13階です。
全館に雰囲気の良い間接照明が使われています。
子供もいるので角部屋にしました。部屋の位置は予約時に選べます。
部屋の鍵はカードキーです。
ドアを開けると、まず感じたのはエアコンが効いてないこと。
30度を超える夏の日ですので、ムワッと暑い空気でした。涼しい部屋を想像していたため、エコだとしてもややガッカリです。
空調は古いようで、風速がさほど強くならずに部屋が冷えるのに1時間近く時間を要しました。
気を取り直して部屋の雰囲気を見ていきましょう。部屋の広さは狭めです。
ほとんどマットレスが占領していて歩く幅は狭め。部屋からの眺めは線路と電車、新幹線、ビルです。
狭いながらにくつろぐためのソファがあります。
サービスの水は人数分(大人2人分の料金なので2本)です。
ベッドの上にはガウンタイプのパジャマと耳栓、アイマスクが置かれてました。
設備
レムブランドといえば、全室に完備してあるマッサージチェアですね。
けっして質の良いものではありませんが、それなりに気持ち良く、あったらうれしい設備のひとつです。
空気清浄機は少し古いタイプのものでした。コンセントはひとくちのみ。USBポートが2口あります。
電気は各箇所細かく分けられており、バスルームまでベッド上で操作できます。
カーテンもボタンで開閉できます。
しっかりめの遮光カーテンでした。太陽の光で起きられないので睡眠に遮光カーテンはあまり推奨されませんが、朝日が苦手、ゆっくり寝たいという方にも対応しています。
お風呂・トイレ・洗面所
お風呂はガラス張り。部屋から浴室が丸見えですが、ブラインドもあります。
浴槽は足をのばせるほど広くはありませんでした。
オーバーヘッドタイプのシャワーがついています。
シャンプーやコンディショナー、シャワージェルはレムブランド。シャワージェルは甘く魅惑的なアーモンドの香りが広がります。まるで東南アジアのリゾートに来たような感覚になる香りです。
トイレは普通ですね。
全体的にキレイな設備です。
レム新大阪の朝食は?ベトナム料理「ゴンカフェ」
レム新大阪の朝食はベトナム料理「ゴンカフェ」でいただけます。
- 会場:ゴン・カフェ
- スタイル:メニューを3種類から選択
- 料理:アジアンエスニック
- 金額:1,650円(宿泊者以外)
※今回は宿泊プランに含まれてます。 - 利用時間:6時半~11時00分(L.O.10時半)
※2024年8月時点の情報
ゴンカフェはレム新大阪の入り口手前にあるので、朝食を食べるためには一度ホテル外にでることになります。
店内に入るとスタッフの方が来るので朝食券をみせると席に案内されます。
ゴンカフェでの朝食はセットメニューを3つから選ぶスタイルです。
- 「バインミー」のエスニック膳
- 「ココナッツチキン」のカレー膳
- 和食膳
サラダやドリンク、ヨーグルトや軽いデザート類はビュッフェ形式です。大人の料理のボリュームがしっかりあったのと、ビュッフェは自由に食べていいとのことだったので子供の分は注文しませんでした。
グリーンカレーはそこまで辛くなく、ピリ辛くらいです。フォーはあっさりしていて、やや味気ない感じもありますが、朝食のスープ代わりにちょうど良い味付け。
両方全部食べ切ると、かなりお腹いっぱいになるのであまりビュッフェのサラダやヨーグルトはお腹に入りませんでした。
レムプラス銀座のときもそうでしたが、特別美味しい料理という感じではなく、可もなく不可もなくといった感想です。
レム新大阪の良かった点とイマイチだった点
良かった点
- 駅直結で楽
- 照明など雰囲気が良い
- マットレスの寝心地が良い
- 全室マッサージチェアがついている
- 睡眠に気を遣ってる感じがする
- オーバーヘッドシャワーが快適
- 電車・新幹線好きの子供が喜ぶ
レム新大阪の一番良かったと感じた点は駅直結でアクセスが良いところ。雨の日など天候を気にすることなくホテルに向かえます。
また、全体的に落ち着いた照明が使われており、睡眠にも影響を与えにくい間接照明のためよく眠れる点も良かったところです。部屋からの眺めは街中でしたが、電車や新幹線が通っているのが真上から見えるので、子供が乗り物好きであればかなりテンションが上がるはずです。
イマイチだった点
- 思ったよりは睡眠に特化していない
- 朝食が特別美味しいわけではない
思ったよりは睡眠に特化していない
レム新大阪は睡眠特化型のホテルだと思ってましたが、全体を通してみると「一般的なビジネスホテルよりは睡眠に気を遣っている」レベルの印象でした。
また、この日は35度くらいの真夏日。元々古いビルをリノベーションしたような部屋だったせいか、空調など設備が古く、到着して部屋に入ったときにムワッと暑かったのがけっこうショックでした。
節電などあるのかと思いますが、空調自体の効きも悪く、部屋が涼しくなるまで1時間ほど時間がかかったので、贅沢かもしれませんが、事前に涼しくしてもらいたかったと思います。
朝食が特別美味しいわけではない
朝食のベトナム料理は、正直美味しいと感じるものではなく、「無難」「普通」といった感想です。こんな風に言っては失礼なのは承知してますが、強いて言うならビュッフェにあったアイスコーヒーが一番おいしく感じました。ただまずかったわけではありません。あくまでも、特に「美味しい」といった感想が出なかったというだけです。
レム新大阪周辺のご飯|夕食はアルデ新大阪「ローマ軒」
レム新大阪(新大阪駅)周辺の飲食店はチェーン店が多く、あまりパッとしなかったですし、小さな子供もいるのでとにかく近場で混んでいない場所を選んだら「ローマ軒」にたどり着きました。
ローマ軒はアルデ新大阪2階にあるお店で、鉄板焼きスパが看板メニューです。鉄板焼きスパはどこからどうみてもB級グルメ。アツアツの鉄板にコクのあるケチャップソースで炒められたナポリタンが乗っており、ソースの香ばしさが漂うです。名物なのかは調べてもわからなかったので定かではありませんが、なかなか美味しかったです。
食べログの評価はイマイチだったんですけど、個人的にはお腹がすいていればアリだと思います。お腹いっぱい大阪らしいB級グルメを食べたい方におすすめです。
レム新大阪のまとめ|ちょっといいビジネスホテル
レム新大阪は「ちょっといいビジネスホテル」という印象でした。アイマスク、耳栓、マッサージチェア、寝心地の良いマットレスと、睡眠に対してはこだわりを感じます。
しかし、睡眠の専門家(筆者は上級睡眠健康指導士)目線で見ると、やや中途半端なコンセプトのようにも見えました。一方で、リーズナブルなビジネスホテルを探している方で、少しでも快眠したい場合は、レム新大阪はおすすめだと思います。
コメント