近年、家庭用ウォーターサーバーの需要が増加しています。その中でも人気を集める「エブリィフレシャスミニ」と「プティオ」。どちらを選べばよいのか迷っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、「エブリィフレシャスミニ」と「プティオ」の基本情報や使い勝手、コストパフォーマンスなどを徹底比較します。それぞれの特徴やメリット・デメリットをしっかりと把握し、生活スタイルに合った一台を見つけましょう!
項目 | エブリィフレシャスミニ | プティオ |
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画像 | ||
料金 | 3,300円/月 | 3,140円/月 |
電気代 | 約410円~ ※エコモード使用時 | 約500円 ※エコモード使用時 |
契約 期間 | 3年 | 5年 |
タイプ | 水道水補充型 | 水道水補充型 |
サイズ | 幅25cm×奥行29.5cm×高さ47cm | 幅24cm×奥行36.2cm×高さ41.5cm |
浄水 フィルター | 不織布、活性炭、中空糸膜、ATS (鉛除去材) | UF膜、活性炭、不織布 |
浄水 性能 | 除去物質数:23種類 総ろ過水量:750L ※1日換算:約3.3L利用可能 | 除去物質数:21種類 総ろ過水量:720L ※1日換算:約4L利用可能 |
カートリッジ交換 | 7か月に1回 | 6か月に1回 |
温度 | 冷水:約5~10℃ (ECO冷水:約10~15℃) 温水:約80~85℃ (ECO温水:約70~75℃) 常温水:なし 再加熱:なし | 冷水:約5℃~10℃ (ECO冷水:約14℃~20℃) 温水:約80℃~85℃ (ECO温水:約58℃~63℃) 常温水:常温 再加熱機能:約85℃~87℃ |
Ecoモード | 〇 光センサーあり | 〇 光センサーあり |
チャイルドロック | 〇 | 〇 |
自動殺菌 | 〇 UV-LED殺菌 | 〇 UV-LED殺菌 |
公式 サイト |
エブリィフレシャスミニとプティオの基本情報を比較
ここでは「エブリィフレシャスミニ」と「プティオ」の基本的なスペックや特徴について比較します。
- サイズやデザイン
- 使える水の温度や種類
- 浄水フィルターの性能と交換頻度
<筆者の評価>
上記項目ではプティオの方が全体的に魅力的に感じます。特に使える水の温度がエブリィフレシャスミニは冷水と温水のみ、一方でプティオは常温水や再加熱モードも使えます。熱い飲み物を入れたいなど、利用目的によってはプティオ一択になるでしょう。
サイズやデザインの違い
「エブリィフレシャスミニ」はコンパクトで丸みのあるデザインが特徴です。一方、「プティオ」は少し小さめで、シンプルでどんなインテリアにも馴染むデザインが採用されています。
サイズについては、「エブリィフレシャスミニ」が幅25cm×奥行29.5cm×高さ47cm。対して「プティオ」は幅24cm×奥行36.2cm×高さ41.5cmとエブリィフレシャスミニより少しだけ小さめです。
コンパクトさ重視の方にはエブリィフレシャスミニが、安定感を求める方にはプティオが向いています。
使える水の温度や種類の違い
項目 | エブリィフレシャスミニ | プティオ |
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温度 | 冷水:約5~10℃ (ECO冷水:約10~15℃) 温水:約80~85℃ (ECO温水:約70~75℃) 常温水:なし 再加熱:なし | 冷水:約5℃~10℃ (ECO冷水:約14℃~20℃) 温水:約80℃~85℃ (ECO温水:約58℃~63℃) 常温水:常温 再加熱機能:約85℃~87℃ |
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エブリィフレシャスミニは冷水・温水のみ使用可能で、常温水や再加熱機能が使えません。プティオは冷水・温水以外に、常温水と再加熱機能も搭載しており、用途幅が広がります。
したがって、冷水と温水のみでよければエブリィフレシャスミニ、常温水や再加熱機能も使いたい場合はプティオを選ぶといいでしょう。
美味しいコーヒーや紅茶を飲むために使いたい場合は、再加熱機能のあるプティオがおすすめ。秋冬の寒い時期には再加熱機能がある方が便利です。
浄水フィルターの性能と交換頻度の違い
項目 | エブリィフレシャスミニ | プティオ |
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浄水 フィルター | 不織布、活性炭、中空糸膜、ATS (鉛除去材) | UF膜、活性炭、不織布 |
浄水 性能 | 除去物質数:23種類 総ろ過水量:750L ※1日換算:約3.3L利用可能 | 除去物質数:21種類 総ろ過水量:720L ※1日換算:約5L利用可能 |
カートリッジ交換 | 7か月に1回 | 6か月に1回 |
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エブリィフレシャスミニもプティオも高性能な浄水フィルターを搭載しており、水道水から不純物を除去するため除去後の水質については大きな差がありません。総ろ過水量もエブリィフレシャスミニが720L、プティオが750Lと僅差です。
また、フィルター交換もそれぞれ7か月半(エブリィフレシャスミニ)と6カ月(プティオ)のため、特に気にするほどの差はありません。
浄水フィルターの性能や交換頻度については、選ぶ際に比べる必要はなさそうです。
エブリィフレシャスミニとプティオの使い勝手の違いを比較!
次に、それぞれの使い勝手・使いやすさについて詳しく比較していきます。
- 給水タンクの容量と補充のしやすさ
- 操作パネルの使いやすさ
- チャイルドロック機能の有無と安全性
<筆者の評価>
上記項目ではどちらも大きな差はありません。しいて言うなら、エブリィフレシャスミニの方が使える水温度が少ない分、シンプルな操作性となっており扱いやすいといえます。小さなお子様がいるご家庭が気にすべきチャイルドロックはどちらも常時温水・全操作ロックが可能です。
給水タンクの容量と補充のしやすさ
エブリィフレシャスミニの給水タンク容量は3.3L、冷水タンクが0.8Lで温水タンクが0.9L。一方プティオは、給水タンク容量は3.0L、冷水タンクが1.0Lで温水タンクが1.0Lです。
総量でみると、エブリィフレシャスミニが合計5L、プティオも5Lなので、どちらも同じタンク容量となってます。したがって、特に選ぶ際の比較項目としては重要ではなさそうです。
操作パネルの使いやすさ
エブリィフレシャスミニはボタンを採用しており、プティオはタッチパネルで直感的に操作できます。
プティオはエブリィフレシャスミニより多機能なので、全部で7つのボタンがあります。エブリィフレシャスミニは3つのボタンだけ。「機能性は最低限でいい」という前提ですが、操作性が簡単な方がいいならエブリィフレシャスミニがおすすめです。
チャイルドロック機能の有無と安全性
エブリィフレシャスミニとプティオの両方にチャイルドロック機能が搭載されていますが、その仕様に若干の違いがあります。
エブリィフレシャスミニは、温水が常時ロック、冷水に関しても操作をおこなうことでロック可能です。一方でプティオも温水は常時チャイルドロック、また、3秒長押しすることで全部のボタンがロックされる全操作ロック機能を持っています。
どちらもお子様がいるご家庭で安心して使用できる機能を搭載していますね。
エブリィフレシャスミニとプティオのコストパフォーマンスを徹底検証
コスト面は購入を決める上で重要なポイントです。月額料金だけでなく、初期費用や電気代、解約金についても確認しておきましょう。
- 初期費用と月額料金
- 省エネ機能や電気代目安
- 契約期間と解約金の有無
<筆者の評価>
コスト面では月額料金ではプティオ、電気代ではエブリィフレシャスミニの方がコスパに優れています。トータルコストでみるとほぼ変わりません。ただし、短期間で解約する可能性がある場合には、契約期間が3年のエブリィフレシャスミニを選んだ方が安心です。
初期費用と月額料金を比較
エブリィフレシャスミニの月額料金は3,300円(税込)で、プティオは月額料金3,140円(税込)です。年間の支払額を見ると、エブリィフレシャスミニが39,600円、プティオが年37,680円となっており、プティオの方が年間1,920円お得な支払額となってます。
料金設定だけでなく、電気代目安の違いにも注目しましょう。
省エネ機能や電気代目安を比較
エブリィフレシャスミニもプティオも光センサー付きEcoモードを搭載しています。Ecoモードを稼働させている場合の電気代はエブリィフレシャスミニが約410円~、プティオが約500円~です。また、プティオは再加熱機能を使うと電気代がもう少しかかってくる傾向です。
月々100円から200円程度の違いですが、ランニングコストを重視する場合は、エブリィフレシャスミニの方が優れているといえます。
契約期間と解約金の有無を比較
項目 | エブリィフレシャスミニ | プティオ |
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契約期間 | 3年 | 5年 |
解約金 | 22,000円(1年以内) 16,500円(1年以上2年以内) 11,000円(2年以上3年以内) | 35,000円(1年未満) 20,000円(1年以上2年未満) 15,000円(2年以上3年未満) 10,000円(3年以上4年未満) 5,000円(4年以上5年未満) |
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エブリィフレシャスミニは最低契約期間が3年で、期間内解約の場合は最大22,000円の解約金(1年未満の解約の場合)が発生します。プティオはプランにもよりますが、月々3,140円(お得プラン)で契約する場合には5年契約となり、解約金は最大35,000円(1年未満の解約の場合)と高額です
とはいえ、長期間使用を予定している場合は、解約金を気にせず安心して契約できます。
エブリィフレシャスミニとプティオはどんな人におすすめ?
最後に、それぞれのモデルがどのようなニーズに適しているかを確認します。生活スタイルや家族構成に応じた選び方のポイントを押さえましょう。
- 一人暮らしに適しているのは?
→どちらも〇:強いていうならプティオ - ファミリー向けの機能重視
→どちらも〇:強いていうならエブリィフレシャスミニ - 月々の費用をできる限り抑えたい
→プティオの方が年間1,920円お得 - 他社からの乗り換えを検討中
→エブリィフレシャスミニの方がお得
一人暮らしに適しているのは?
エブリィフレシャスミニもプティオもタンク総容量は5Lです。1日1Lから2Lの水分摂取量が多いというデータ※があるため、一人暮らしであればどちらでも十分事足りるでしょう。ただし、料理など他の飲料水以外の用途でたくさん使いたいという方は、総ろ過水量がより多いプティオの方が適しています。
※参考:産業技術総合研究所「水摂取量」
ファミリー向けの機能
エブリィフレシャスミニもプティオもチャイルドロック機能は同等。
なお、子供の手の届かないところにボタンがあると嬉しい場合には、ボタン配置が上部のエブリィフレシャスミニの方がおすすめです。
月々の費用をできる限り抑えたい
エブリィフレシャスミニは月々3,300円、プティオは月々3,140円の利用料金です。年間でみると、プティオの方が1,920円お得になります。
他社からの乗り換えを検討中
他社からの乗り換えを検討している場合はエブリィフレシャスミニの方がいいかもしれません。
エブリィフレシャスミニの乗り換えキャッシュバックは最大16,500円、プティオは最大15,000円で、金額に大きな差はありません。
しかし、プティオはのりかえプランを選ぶことで月々の費用の優位性がなくなるため注意が必要です。プティオは「のりかえプラン」を選択すると、月々の利用料金が3,440円(税込)になります。
一方で、エブリィフレシャスミニは常温水と再加熱機能がありません。目的次第ではエブリィフレシャスミニを選ぶのも悩む方がいると思います。
そこでうちライフ編集部でおすすめするのが、今シェア拡大中のViViウォーターです。以下の比較表をみてわかるとおり、エブリィフレシャスミニやプティオとほぼ同等のスペックを持ちながら、それぞれの足りない部分を補っている機種を販売しています。
項目 | ViViウォーター(short) | エブリィフレシャスミニ | プティオ |
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料金 | 3,300円/月 | 3,300円/月 | 3,140円/月 |
電気代 | 約330円~ ※エコモード使用時 | 約410円~ ※エコモード使用時 | 約500円 ※エコモード使用時 |
契約 期間 | 3年 | 3年 | 5年 |
タイプ | 水道水補充型 | 水道水補充型 | 水道水補充型 |
サイズ | 幅24.5cm×奥行29cm×高さ48.5cm | 幅25cm×奥行29.5cm×高さ47cm | 幅24cm×奥行36.2cm×高さ41.5cm |
浄水 フィルター | 不織布、活性炭、中空糸膜 ATS(鉛除去材) | 不織布、活性炭、中空糸膜 ATS(鉛除去材) | UF膜、活性炭、不織布 |
浄水 性能 | 除去物質数:23種類 総ろ過水量:750L ※1日換算:約3.3L利用可能 | 除去物質数:23種類 総ろ過水量:750L ※1日換算:約3.3L利用可能 | 除去物質数:21種類 総ろ過水量:720L ※1日換算:約4L利用可能 |
タンク容量 | 冷水タンク:0.8L 温水タンク:1.0L 貯水タンク:3.0L 合計タンク容量:4.8L | 冷水タンク:0.8L 温水タンク:0.9L 貯水タンク:3.3L 合計タンク容量:5L | 冷水タンク:1.0L 温水タンク:1.0L 貯水タンク:3.0L 合計タンク容量:5L |
カート リッジ交換 | 7か月半に1回 | 7か月に1回 | 6か月に1回 |
温度 | 冷水:約5~10℃ (ECO冷水:約10~15℃) 温水:約80~85℃ (ECO温水:約70~75℃) 常温水:室温 再加熱:約90℃ | 冷水:約5~10℃ (ECO冷水:約10~15℃) 温水:約80~85℃ (ECO温水:約70~75℃) 常温水:なし 再加熱:なし | 冷水:約5℃~10℃ (ECO冷水:約14℃~20℃) 温水:約80℃~85℃ (ECO温水:約58℃~63℃) 常温水:室温 再加熱機能:約85℃~87℃ |
Ecoモード | 〇 光センサーあり | 〇 光センサーあり | 〇 光センサーあり |
チャイルドロック | 〇 | 〇 | 〇 |
自動殺菌 | 〇 UV-LED殺菌 | 〇 UV-LED殺菌 | 〇 UV-LED殺菌 |
公式 サイト |
当サイトではViViウォーターを実際に使用してレビューをおこなっています。床置き型のtallではありますが、shortとの大きな違いはサイズくらいなので、使用感など参考にしてみてください。
まとめ
「エブリィフレシャスミニ」と「プティオ」は、それぞれ異なる魅力を持つウォーターサーバーです。選び方は、生活スタイルや予算に応じて決まります。
当ページの内容を読んでもどちらにするか選びかねている方は、両機種の性能を持ちバランスに優れたViViウォーターも検討してみましょう。
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